仲良しルームシェア!!
導入メモ
「たっだいまー!」
 いつにも増して、陽気な声が玄関から聞こえてくる。
「おかえりなさい」
「ねーねー、なんで俺がこんなにテンション高いか気になるっしょー? ねーねー」
 私と彼女の間を反復横跳びするかのように移動する。帰ってきたばかりだというのに、元気が有り余っている。
「くそだる。興味ない」
「実はオーディション受かりました!!」
 彼女の塩対応にも物怖じすることなく、彼は片腕を天井に突き上げた。
「よかったねー」
「殺人鬼に殺さちゃった人でー、刺されて倒れてるところを撮るんだけどー」
「……ふーん、そりゃ大変だね」
 彼女がポツリと呟いた。
「そんないい役をもらったんだ。ちょっと練習しといたほうがいいよ」
 珍しく前のめりだ。
「まじー! 助かるー!!」
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