悩む若手芸人と欲望に忠実な占い師の話が書きたい!!
導入メモ
ライブ終わり。一人帰路につく。
お客さんの投票で二位になったけど、これって実力なのか。相方のネタは面白い。ただ、薄っすらと言われるキャーキャー芸人という言葉が頭をチラつく。
ワンコーナーで身体を張れば、客席から悲鳴が上がった事もあった。違う! 欲しいのは笑い!
本当にこのままでいいのか……?
ガタンっと何かが倒れた。考え事に集中しすぎて、看板を蹴ってしまっていた。慌てて立て直すと、そこには『占い』の文字があった。そういえば、先輩が占い師に『全身ピンクにしろ』と言われて、実行したらゴールデン番組に宣材写真が一瞬映ったって騒いでたな……。
占いなんて信じてないけど、行ってみるのもいいかもな。話のネタにもなりそうだ。
入店後
「最近、心の底から笑ったことはありますか?」
「私は貴方を笑わせる術を持っています」
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