気がつけば9月ももう半ばに差し掛かろうとしておりカレンダーを見ただけで肝が冷えてきます。
さておき、ペンギンSFアンソロジーレビューとともに進めていきます夏コミ戦利品レビュー。
・巫女みこ萃香『イブキスイカ~陽ノ章』(葉庭の出店)
並行世界からやってきたたくさんの萃香たちが入り乱れる「イブキスイカ」シリーズ第2弾。
今回もページいっぱいに萃香たちの大バトルが繰り広げられます。
東方でのバトルメインの作品はやはり弾幕バトルが多い印象ですが、本作では萃香(たち)が主役なので殴る蹴るの肉弾戦がメイン。これがまた映える映える。
これはマンが描いたことがない素人意見なんですが、バトルシーン数あれど、やはりプリミティブな肉弾戦を描くのは相当難しいんじゃないですかね。殴る蹴るのアクションだけでなく受けるかわす防御するといった組み合いを描かないといけないので、単純にコマの中に複数の二人かそれ以上のキャラが入ることになるので必然的に構図も難しくなるでしょうし、コマの中の情報量が増えると今度は画面が見づらくなるでしょうし。しかるに本作はそういった見づらさを感じずにすらすら読めました。線もはっきりしてるしコマの中もスッキリしてるし。
また、バトルメインの東方二次創作の楽しみのひとつとして「スペルカードの再現・解釈」があります。原作ではSTGとして当たり前の弾幕表現をどういう形でマンガに落とし込むか。萃香が初登場する東方萃夢想は格ゲーなのでそのへんはSTG作品よりもイメージしやすいというのはあるでしょうけど、本作のバトルシーンではスペルカード攻撃を惜しみなく使っており、どのシーンも迫力あるものとなっているのに加えて、全力バトル感があって楽しめました。
次回も大バトルの予感なので楽しみです。
今日はここまで。