今日はゲームパビリオンでしたが、ちょっと頭痛があったのでおやすみでした。
さていよいよ来週末は夏コミですよ。時の流れは早いなあ。サークルチェックなどなどは終わったので、あとは熱中症対策グッズを用意せねば。
・ペンギンループ(惣山紗樹氏)
ペンギンの出現をきっかけとして発生したループ現象を舞台とした作品。
本作から感じるペンギンイメージは「特異点」。
タイムループという現象のポイントとして配置する動物としてペンギンを配置されるとなんだか妙な納得感があります。
こうしたタイムループの見どころは、もちろんいかにしてループを抜け出すか?なんですが、本作では突然ループが解除されます。その理由は最後でふっと明かされるんですが、ちょっと考えて「あーなるほど!」と気づきました。なんならタイトルですでに仕掛けられてたわけですね。
また、ループに巻き込まれた兄弟の閉塞感や開き直りなど、ループ中の精神状態もしっかり書かれており緊迫感を感じられました。
・人間になったペンギンの話(つるよしの氏)
ある朝目を覚ましたら、突然人間になってしまっていたペンギンの話。
本作から感じるペンギンイメージは「醜悪な生き物」。
地球に動物数あれど、ペンギンと聞けばまず出てくるイメージは「可愛い動物」でしょう。しかし本作はそれとは全く正反対に、「人間になってしまったペンギンから見たペンギン」をあえてひどく醜悪なものとして描くことで、主人公にいわゆるアイデンティティ・クライシスとしての揺さぶりをかけます。
そして主人公が出会った同じく元ペンギンである女性の最後の行動がかなりぞっと来ました。こういうの好き。折しもこの猛暑の夏という時期にこの作品を読んだのがいい感じに効きましたね。
今日はここまで。