寒さが忍び寄ってきてほとほとと泣きぬれております。しかしそれはそれとして冬コミ戦利品レビューは進めていく。こう2月に入ったしな。
・みょみょ太郎~魂魄妖夢の鬼退治~(薬味さらい)
 こないだ「東方我楽多叢誌」にてレビュー記事を書かせていただいた、さまざまな要素を巧みに組み上げて構成された物語が特徴のサークルさん。
 このサークルさんの作品は基本的にシリアスが多いんですが、本作は思いっきりギャグ方向にハンドルを切った一作。
 獣王園の一連の事件の首魁、日白残夢。その残夢に「名前が似ている」という理由で怒りを燃やす妖夢が、お供の犬・猿・雉?を連れて鬼退治に出発!
 ……というあらすじからも分かる通り、本作は全力でトンチキ方向に突っ走った一作です。「妖夢の半霊は食べ物」という東方二次創作における古式ゆかしいお約束に則ったうえで、獣王園で増えたケモキャラを活かして犬猿雉をお供にしていくはずがなんかいつものお肉モグモグならぬ魂モグモグ方向に話が転がるあたりに宿命を感じます。
 そしてエクストリーム言いがかりをつけられたうえに味方がいない残夢さま、まさかのかわいそう枠なのが笑えます。
 そんなギャグ一直線の本作ですが、バトルシーンの迫力は相変わらず。特に今回は大人数が入り乱れるいかにも描くのが大変そうなシーンが多いんですが、しっかり各キャラに見せ場が用意されているのがすごい。
 そしてフリとオチをしっかり持っていく幽々子様が流石すぎる。
 今日はここまで。
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