放たれた弾幕がネグザルツの防護フィールドに連続して着弾。その衝撃で航跡が乱れたところに、間髪入れず大口径光撃砲が狙いを据えた。
転瞬、ネグザルツは砲口と同一軸線上に太陽剣を合わせる。ネグザルツの装甲と躯体を蒸発させるかに見えた光撃が、その寸前で受け止められた。しかし、単純な出力ではゴーゴンのほうが上回っている。数秒のあいだ延命したに過ぎない。
その数秒間を費やし、ネグザルツは次の行動に出た。
太陽剣、臨界駆動(オーヴァードライヴ)。
ゴーゴンの光撃と同等かそれ以上の異常なエネルギーの高まりが、ネグザルツの身の裡(うち)から起こった。凄まじいエネルギーが、ネグザルツの一次装甲を内側から灼き溶かす。
リミッターを解除された太陽剣が、ネグザルツ自身の躯体をも灼きながらゴーゴンの放った光撃を正面から押し返した。のみならず、そのまま伸びた太陽剣の切っ先はゴーゴンの光撃を真っ二つに断ち割り、多重装甲が重ね合わせられるよりも先にその砲口を直撃。