コメント等お気軽にどうぞ~ゆっくり書いてます コメント表示してるので変なトコで改行入ります
書く内容ちゃんときまってないのでゆっくりです
九軸八戒のみつはちです
明け方の海
梅雨の開けた夏の海
波が打ち寄せて、帰っていく。ぶつかって、布のひだのように揺れて、引いていくのを見ていると
「帰っていく」ように見えてしまう。海に中央は存在しないし、ただ揺れているだけなのに。音を立てながら家に
帰っていく波を見ながら隣でヤニ吸ってる三ツ谷隆の方を見る。溺れてんの、煙を吸っては吐いていた。
「人の顔ジロジロ見んなよ」
「タカちゃんだって見てるだろ。だから目が合うんだよ」
先にオレを見てたのは三ツ谷隆の方だ。煙草抑えるのと一緒に顎に手を置きながら海を眺めるオレをまじまじと
見てた。タカちゃんの視線はいつもの如く刺すみたいだった。今見据えられていてもそうだ。
海の揺れは視覚的な事象ではなく耳の奥に届く音へと変化していく。(別案 三ツ谷隆を見てるせいで波は見えなくなる。
そのくせ、頭の奥の奥まで波の音は響いた。)
「で、なんで急に呼び出したんだよ」
「まあほら、座って座って」
海を眺めるために作られたような傾斜が急なコンクリの階段に三ツ谷はもう腰を降ろしている。
夜の海の描写 灯台の描写 灯台絶対入れたいから調べて
「まるでオマエんちだな」
「海が?」
「や──そんなつもりじゃ」
「なんだよそれ、考えてからモノ言え」
自分の家みたいに偉そうにしてる、という批判に対してこんなクソ規模でけえ海を返されるとは思ってなかったから
返答に怯む。怯むというか、唖然とした。兄貴は、三ツ谷隆は自分が座ってる段の、自分のケツの横を左手で音立てて
軽く叩いた。促されるままに隣へと座る。
「オマエが大寿君と喧嘩して逃げてきた時もよくこうしてたな」
「喧嘩じゃないだろ、アレは」
「八戒、オマエが喧嘩っつってたんだぜ」
「……」
あれから、あの──あの柚葉の誕生日から少しだけ距離が過去に戻ったオレとタカちゃんは空白を埋めるみたいに一緒に
いた頃の話をする。する、と言ってもタカちゃんが一方的にオレに話持ちだすだけだけど。
それに対してオレはあの頃とは違った対等性で言葉を交わす。
煙草自体はまだ残ってる、残火ある状態で階段に捨てる 八戒に吸うことは勧めない 地面に落として八戒が靴で擦るの
を三ツ谷が視線で促す 八戒はそうやって消す
季節込みの海の描写
なんで、男二人で夜の海を眺めてんだ。三ツ谷隆が理由も目的もなくオレと一緒にいるのはおかしい。コイツが浸ってる
過去の「オレ達」ならそういう事もしたかも知れねえけど、今は違う。今は過去じゃないし、今は三ツ谷隆が望んだような
未来でもない。
「なあ、八戒」
煙草がなくなった手は三ツ谷の口を覆うようにして顔を支えていた。肘を膝につき、背を丸めている。オレが隣に座る
と三ツ谷は嬉しそうに少しだけ目を細めた。オレの方に体を寄せた。海をみつめたまま。瞬きもせず、波を見ている。
「きっとオレはもう、いなくなるよ」
光の描写入れる 人口灯 日中シンクロみたいな エッジの効いたやつ
「オレはもういなくなるんだ」
一度目の宣言よりずっと芯の太い声音だった。タカちゃんは呻くようにオレの名前を呼ぶ。膝に額を押しあてて、
海から目を逸らした。光が強くて陰になったタカちゃんの顔はどうなってるのかよく見えない。
「三ツ谷が消えるわけないだろ。オレと違って、東卍出なんだからよ」
三ツ谷隆が歯を軋ませる音を立てた。隣に居た頃、聞いたことがない音だ。三ツ谷隆が歯を食いしばっている。悔しそ
うに。憤りに飲まれるように。感情的に。
「三ツ谷は消されねえよ。選ばれねえだろ。むしろオレの立場の方がずっと──」
「八戒がオレに気ぃ遣ってんの、変な感じ。大人になってんじゃねえよ」
大人か? これが?
「それに」
「それに?」
三ツ谷の動作描写 肩抱き寄せる? 突き放して煙草吸い始める? ん~…… まだ顔は伏せてる。八戒の顔は見れない
「タカちゃん、だろ」
「あ、あー……細か」
「細かくねえよ。ダイジ」
「んあ~……ダル……タカちゃんは大丈夫だって」
八戒ポケット探しても煙草なくて隆に借りる なんでないんだ……
タカちゃんはオレ側のスーツのジャケットを顎でしゃくった。手を突っ込んで、拝借する。ぺしゃんこになった
ぺしゃんこかわいいな どうしよう ポールモールは最後の一本で、抜き取ってから握り潰す。
「……こんな風に、こんな風に世界は終わるんだ」
「へ?」
銃声のような破裂音が聞こえる 道路と海の距離の描写ここと、前半どっかにいれる
「終わるんだ、八戒」
タカちゃんはやっと、顔を上げてオレを見た。しゃくり上げるみてぇに小さく、すすり泣く。
おしまいです
後はまた埋めにきます