そっとキミを抱きしめた。暖かい。
しかし、この感触なにかに似ている……??
「yogiboだ!」
口が滑った。
「今なにか言った~?」
「何も言ってないよ!!!!!!」
食い気味で否定した。口調から察するに聞こえてはいなかったようだ。
あぶなかった、こんなこと言ったらまた口を聞いてくれなくなってしまう。
しかしとても心地いい。柔らかくて、暖かくて心がやすらぐ。万病に効きそうだ……
「いつまでしてるつもり…?」
「あ、いやごめん!抱き心地が良かったから」
ぱっと腕を離した。
「も〜なにそれ!まるで私をクッションみたいに」
キミ笑いながらそう答えたが、さっきの言葉が聞こえていたのかと私は一瞬冷や汗をかいた。
どうやらたまたまだったらしい。
そんなことを考えてるボクを不思議に見つめたあと、キミはニンマリとしながら言った。
「…もう少し抱きしめててもいいんだよ?」
まったく、本当にかわいいやつだ。
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窓からの日差しを感じて目が覚めた。
目をこすり、時計を見てみると時間は午前5時。
土曜日だと言うのに早起きしてしまった。もう少し寝ていたい気持ちもあるが、なんだか眠気が覚めてしまった。
隣を見るとキミはまだ寝ている。枕によだれをたらして、これでもかってほど幸せそうに寝ている。
この枕カバー洗うのボクなんだけどな……なんて思うが、こんなに可愛い寝顔をしていると許してしまう。
しばらくすると、なにやら寝言を言い始めた。
「う……う〜ん……らーめん……ぎょうざ……」
寝言まで食べ物の話をしていてよっぽど食いしん坊らしい。お昼ご飯はラーメンにしようか。
キミはまだ寝てるけど、今日の予定がひとつ決まったよ?
少しの幸せを感じながら朝の支度をはじめる。
休日は寝るに限るけど、たまには早起きをしてもいいかもしれない。
Q.E.D