タイトル:交わらぬもの交わるところ
登場人物:
堂園誠(どうぞのまこと)(35)  不動産会社ⅮNコンサルティングの空間設計事業部部長。
堂園司(どうぞのつかさ)(37)  不動産会社ⅮNコンサルティングの2代目社長。誠の兄。
千川一成(せんかわかずなり)(50)不動産会社ⅮNコンサルティングの取締役。
檜山翔(ひやましょう)(30)   堂園誠の部下。最近転職してきた。
●●               パラダイスホテルの昔からの支配人。
もっと兄弟を徹底的に離したい。あっさり仲直りしすぎ。
あらすじ:
堂園誠(どうぞのまこと)(35)は兄の堂園司(どうぞのつかさ)(37)が気に入らない。
兄は父親から受け継いだ不動産会社の2代目社長、誠は空間設計事業部の部長を務めている。仕事においては優秀な兄弟だが、感情的な気質の誠と、鉄面皮の司は正反対の性格、水と油の相性だ。
会社は今社運をかけた「パラダイスホテル」プロジェクトの真っ最中だ。経営が成り立たなくなったホテルを買い取り、自社で改修して新たなホテルとして売り出し運営するという、新しい事業に乗り出している。
この辺の経緯をどう見る人に説明するか 転職してきた人がいるとか
誠が檜山と一緒に改修工事の現場定例の準備をしている。
檜山は最近転職してきた若手デザイナーで、前職でのデザイン経験を買われて誠の直属の部下になった男だ。(女でもいいかもしれない)
現場定例の前に誠が檜山にプロジェクトの立て付けを説明する。
(DNコンサルティングが会社がホテルの経営も任されていること、だから改修工事のデザインを自社のお金で行うこと、元々のパラダイスホテルの運営会社をMAしたので、これから彼らはDNの社員になること、変わらずホテルで働き続けてもらうこと)
まさにこれから着工するというタイミングでの現場定例。もともとパラダイスホテルの支配人だった●●も出席している。
改めて計画の説明をする中で、ホテルが今後すばらしく変わっていくことにほっとする様子の●●。
遅れて社長である司が、取締役の千川と慌ただしく入ってくる。(過密スケジュールの出張で、30分しか現場にいられない)
開口一番、ホテルの現地を歩き回ってきた司が、工事の入札直前でいきなりの方針転換を誠たち空間設計事業部に命じて来る。
入札までに時間がない中、良いものをつくるために新方針に転換すべきだという司と、今から再検討は現実的でないと主張する誠らが対立。
司は会社内の反対派の言い分を聞かず、新方針へと早急に舵を切ろうとする。
●●はいきなり険悪な雰囲気になったプロジェクトに不安をあらわにする。
反対意見の中、司は全く方針を変えようとしない。
支配人●●の訴えも聞きはするが否定する。鬱憤がたまる●●。
誠は●●の意見も一理あると援護するが、司は聞かない。
司の命令により、結局大急ぎで新方針を検討することになる。
檜山の提案でお客さんが一人決まったと喜び合う司と檜山。
司は檜山に時々小さなデザイン提案作成の依頼をするようになった。
ホテルの仕事はややこしく、転職してきたばかりの檜山に誠はうまく仕事を任せられていない。
そうして忙しくしている誠に、もともと頼んでいたような仕事が檜山のもとに行く。
檜山のデザインを見てみたいという司の意向からそうなっているが、誠は内心快く思っていない。
司は檜山の前職で行ったデザインを見に行ったという。檜山の才能を評価し、檜山をプロジェクトのリーダーに据えようとする。
反発する誠、恐縮する檜山。不穏な空気で話し合いは終了する。
千川がやってくる。
千川は檜山をはけさせて、誠に前期の決算状況について耳打ちする。前期の決算について。
以前、別の改修プロジェクトでは司の急な方針転換を納期内に実現するために、会社は大きな赤字を被った。それが会社の数字に影響を及ぼしている。今回また赤字を出すと銀行や取引先からの信頼が落ちる。
同じ失敗が起こり、父が起こした会社の経営が成り立たなくなることを危惧する誠は、千川取締役を筆頭とする反対派の取締役たちと協力することを決意。
自分が表立つことを避けようとした誠は、千川に中心となってもらうことで、臨時取締役会を招集する。
危険な投資方針とそれによる大きな赤字を出したことを理由に、司は代表取締役の座から解職されることとなる。(こんなにすんなり解職できるのか???)
司は尊敬していた千川から追放される形となる。
計画は元に戻るぞ、と誠が意気揚々と語ったことで、千川と誠が結託して司を追放したことを檜山が知ってしまう。
司を追放したことでプロジェクトの主導権を得た誠。
しかし、自身が取締役に昇格したことで多忙さを増し、肝心のプロジェクトに割く時間がなくなっていく。
手がかけられない中で推し進めた計画が、工事見積が出てきたところ予算を大幅にオーバーする事態となる。
誠は苛立ちを抑えきれずに、真摯な進言をしてきた部下・檜山に八つ当たりをしてしまう。
温厚な檜山が声を荒げるような口論に発展。兄を追放したことを責められる。
誠は父の会社を守るためにやったことだという。
檜山はこの会社を大切に思っているのは司も一緒だったと告げる。
檜山に理解できるはずがないと辛く当たってしまう誠。
檜山がさり、千川が登場する。
会社の決算状況が良くないことから、新たに代表取締役となった千川からはホテルを売却して改修プロジェクトの中断が示唆される。(MAしちゃったのにそれできるのか)
焦りの中、誠のもとに一揃いの提案資料が届く。
パラダイスホテルの全く異なる改修デザイン提案書と、収支予測を基にした投資計画表であった。予算組まで完璧なその資料に驚き、怪しく思いながらも一筋の光と思い「直接提案したい」という差出人の元に会いにいく誠。そこには兄の司と、辞めたはずの檜山の姿があった。
誠に社長の座を追われたことを檜山から知らされた司は、檜山と組み誠たちを上回る提案を作り上げてきたのだ。
この提案書を使っても良いという代わりに、代表取締役再選任を持ちかけるよう交渉する司。そうまでして自分の上を行きたいのかと兄を罵倒する誠。司の提案を突っぱね、交渉が決裂する。
誠が会社に戻ると、千川と他取締役から招集がかかる。司の提案を採用することが告げられた。司は誠以外の取締役たちにも根回しをしていたのだ。
その1週間後、誠が姿をくらました。
パラダイスホテル前のビーチに誠は座って海を眺めている。
誠を探し回っていた千川がやってくる。
千川は誠に会社に戻ってくるように説得する。ともにプロジェクトに当たっていたホルの支配人たちから、誠をプロジェクトに戻すように強く要請があった、誠がいないとプロジェクトがまとまらないのだと説得する。
誠は利用し利用されることにもうつかれたのだと拒否する。
なおも説得しようとする千川を帰らせる司(いきなり出てきた)は、仕事を投げ出し失踪まがいのことをした割にパラダイスホテルに執着し続ける理由を問いただす。
誠はこのホテルが、今は亡き母との思い出の場所であることを語る。
同じ思い出を持つ者同士のはずが、司は誠に同調しない。
あくまで鉄面皮を崩さない司に誠の感情は爆発する。
司への不満、今まで胸の内に秘めていた羨望を直接ぶつける誠。司も同様にヒートアップしていく。お互いが自分にはなく相手にはあるものに嫉妬し、羨ましく思っていたのだ。
年甲斐もない兄弟喧嘩の後、司から、実は休暇中(これ前の設定の残り)ひそかにホテルトレンドのリサーチをしていたことが明かされる。二人のアイディアがどんどん噛み合っていく。良いものをつくるという目的を共有した兄弟によってパラダイスホテルの改修計画は全く新しい、第3の方針が見いだされることとなる。
カット
Latest / 55:40
カットモードOFF
文字サイズ
向き
チャットコメント通知
脚本 登場人物整理 プロット作成
初公開日: 2024年03月08日
最終更新日: 2024年03月08日
ブックマーク
スキ!
コメント
長編脚本執筆にチャレンジ中。1回書いたものを直してます……登場人物、あらすじの練り直しから。考え尽くすための強制力にするためにテキストライブやってみます。