最初に言っておきますが俺は悪くねえ。毎週毎週無料でゲームを配布して無限に積みゲーを増やしてしまうEpic Gamesが悪いんだ。
というわけでわたくし人形使い、もらえるものは恨みとものもらい以外はなんでももらっておく主義なのでEpic Gamesで毎週配布されているゲームを律儀にライブラリに追加していった結果、もはやゲームを新しく買わなくていいのでは……?と思うほどの量の積みゲーを抱えておりまする。
今回そんな未プレイのゲームでぎゅうぎゅう詰めのライブラリの中から選んだのは「SOMA」。
舞台は2015年。事故で妻を失い、自身も脳に重傷を負った主人公・サイモンは、その治療のためにトロントの研究施設を訪れます。脳のスキャン装置にかけられて意識を失ったサイモンが目覚めると、そこは見覚えのない謎の巨大施設。サイモンは謎の怪物の徘徊する施設をさまよいながら自分の身に起きた出来事を知ろうとする……。
ゲーム開始冒頭からみんな大好きP・K・ディックの言葉を引用してる段階で個人的に100点です。そして製作はかの「AMNESIA」の製作元であるFrictuional Gamesなのでまあ怖い。
しかし本作の持つ怖さはいわゆるホラー的な怖さからだんだんと人倫的な、言い方を変えるならまさにP・K・ディック作品的な怖さに変貌していくのがたまらん。主人公の正体、謎の施設の秘密、そしてそもそも「人間とはなにか?」「人間を人間たらしめる要素とはなにか」という問いかけが、施設の闇の中から囁いてくるかのような雰囲気はまさにディック作品。そういうのが好きな人にはエクストリームおすすめなのでおすすめです。