2024年を悔いを残すことなく迎えるために、未レビューの作品の感想をどんどん書いていきますよ。
・東方ええじゃないか合同(すずだんご)
というわけで前回の続きから。
【コーシン出版】
・或る夏のこと(祇園霊夢氏)
妖怪の中でも特に人間との直接的な関わりが深い河童であるにとりと鬼である萃香が協力して温泉を掘り当てるお話。冒頭の情景描写が情感豊かで好き。
・少女帰葬曲(やこうせいの亀氏)
幻想郷が海に覆われる異変が発生! しかし幻想郷の面々はのんきにその異変を楽しんでいます……と見せかけての、あえてすべてを明白に語らないラストが実にいい。
・乙女心と旧都の華(ユカノモクメ氏)
地上の桜が散ってしまったので旧都へ石桜を見に行くことにした霊夢と魔理沙。背景までしっかり書き込まれてて風情を感じます。
・流れ星とありがとう(中島楓氏)
メリーを強引に誘って流星群を見に行くことにした蓮子。強引なくせに涙もろいのが蓮子って感じで実にいい。そしていきなり空気ぶち壊しで「ラーメン食べたい」とかのたまうメリーがメリーって感じで実にいい。
【くりえい社】
・イラスト(らぱ☆氏)
お祭りを楽しむ地霊殿の面々。どのキャラも表情が生き生きしてて好き。
・イラスト(加糖氏)
むしゃこら神霊廟組。なんでパンばっかりなんだ?と思ったらあれか、ヤマザキ春のパンまつりか。
・イラスト(みどり氏)
ゆかゆゆはいいぞ。互い違いのウインクがコンビ感があって好き。
・調査『ええじゃないか騒動』について(鉄骨屋氏)
森見登美彦の小説のパロディという一風変わった作品。科学世紀まで語り継がれた「ええじゃないか騒動」の真相に秘封倶楽部が迫る! 叡山電鉄まわりの情景描写が豊かで旅情を感じました。
・蓮子とメリーのおしゃべり原稿タイム(千華種虎氏)
秘封倶楽部の二人が深夜ラジオのノリと深夜テンションでくっちゃべるお話。ネットスラングに楽屋ネタまで突っ込んだ闇鍋感が好き。
・幻想航空相撲(そひか氏)
なんだよこのタイトルは。弾幕ごっこに代わる決闘法「幻想航空相撲」が今始まる。始まるなよ。やたら迫力のある航空相撲描写に圧倒されます。
・葵草(Red Forest(RF)氏)
式子内親王の句をもとにした秘封倶楽部のフィールドワークのお話。収穫はなかったものの清々しい気持ちになれたラストの清涼感が好き。
【みかんの樹】
・マイクロビキニ異変(やむっ氏)
もはや切っても切れない関係となってしまった催眠とアリス。まあpixivでは日常茶飯事だからなあマイクロビキニ異変。あとやむっ氏の絵柄で小さいパチュリーを見るとやたら違和感があるのはなんでだろう。
・不謹慎な時事ネタでもええじゃないか(もず氏)
もはや切っても切れない関係となってしまった火災と鈴奈庵。もはや不謹慎ネタがどうこうよりも当然のごとく鈴奈庵が焼却処理された上になんも解決してないのがひどすぎる。
・氷山やカモメが見える(アン・シャーリー氏)
さとりとこいしの交換日記。こうした主観視点の作品は文体に視点保持者像をどれだけ反映させられるかがカギだと思ってるんですが、本作のこいしちゃんの「ズレた感じ」は見事。
・人生三万日(さとうとしお氏)
いきなり喋るようになった道具たちと魔理沙のお話。なんだか寓話的で不思議なお話でした。30000÷365=約80。長いようで短い人生、そうあくせくせずにのんびり行こうという感じ。
今日はここまで。