わたくし人形使いは命知らずなので、紅楼夢原稿締め切りまで1週間切ってても平気でゲームを購入してしまいます。だって安かったんだもの。みつお。
というわけで現在steamにて大好評開催中の「SHMUPフェス」、STG作品が軒並み割引で配信中というシューター垂涎のイベントが開催されてるんですが、わたくし鋼の自制心で1作だけ購入しました。
今回購入したのは「たわし」。
非常にシンプルな弾幕系縦シューです。
どのくらいシンプルかと言えば、ボムなし、複雑なスコアシステムなし、使うボタンはショット、低速移動、十字キー入れても最大3つという極限まで要素を削ぎ落としたシンプルさ。
すなわちプレイヤーがやることは、撃て! 避けろ! そして……稼げ!(パクリ)
STGに限らずゲームというものはシステムが複雑化してるとそれだけで敬遠してしまう人もいるでしょう。STGにあってはそれが特に顕著。
しかし本作は前述の通り非常にシンプル、基本的にやることは撃って避けるだけなのでSTG初心者にもとっつきやすい作品となっています。
シンプルさはときに「底の浅さ」になってしまうこともありますが本作はさにあらず。本作のステージ中には無数の「おたから」が埋まっており、ショットを当てて掘り起こすことでスコアとアイテムが稼げます。「おたから」は数多くの種類があり、コレクション欲を満たしてくれます。
さらに本作ではこの「おたから」を規定数集めるごとにゲームスタート時の残機が増えていくという仕様となっています。本作にはスコアやアイテムによるエクステンドはないので、この「おたから」集めが残機を増やす唯一の方法。
個人的にはこのシステム、地味に革命的だと思います。ゲームプレイによってコンティニュー回数を増やすSTGはけっこうありますが、本作は直接的に初期残機を増やすことで、STGの当面の目標となるであろうノーコンティニュークリアへのモチベーションを上げ、同時にハードルを下げてくれているわけですね。
また本作の自機は初期化力がけっこう高いので、STGあるある「ミス後の火力不足で敵の集団に対応できず物量に押し潰されて連続ミス」が起こりにくくなっています。これもノーコンティニュークリアへのハードルを下げてくれている要素ですね。
さらに自機はライフ性+残機制で、さらにステージクリアでライフが回復するのでけっこうな回数の被弾が許されます。弾幕系ですがライフに余裕があれば強引に抜けることも可能なので、これまたハードルが低くなる。
このように本作は、システム的な側面をシンプルに、なおかつプレイヤーにかなり有利にすることでSTGをプレイする心理的ハードルを大幅に下げた作品であると言えるでしょう。
ではヌルゲーかというとそうでもなく、難易度は「やさしめ」から「じごく」まであるのでマゾシューターでも安心。
不満点と言えば追加武装の種類が見た目で分かりづらいくらいかな。楽しく避けて楽しく稼げる両作STGです。