夏コミ戦利品レビュー以外にも残ってるレビューがあるので、紅楼夢までに終わらせられたら良いなあ。(希望的観測)
・二ッ岩狢化逆門 盤外・白黒格子の狸たち 狸キャラクロスオーバー掌編集(折葉坂三番地)
 実はこのサークルさんの最大の強みはクロスオーバーなのではなかろうか。
 というわけで本作は、東方界の狸キャラにして団三郎狸でもあるマミゾウさんと、他作品の狸キャラとのクロスオーバー。
 しかも今回はゲーム縛りということで、登場するのはゲームにおける狸キャラ。狸キャラ自体は数あれど、ゲーム縛りで来るのがこのサークルさんらしいというか。
 それでは収録作品ごとに感想を。
・おいでよ狸の森
 のっけからクロスオーバー相手が「どうぶつの森」シリーズのプレイヤーの怒りと憎しみと不信感を一身に集める悪徳ダヌキことたぬきちというチョイスの時点でもう脱帽ですよ。
 そのままミ◯ミの帝王もドン引きの金貸しバトルでも始まるのかと思ったら、たぬきち側の掘り下げに持っていくとは読めなかった、この海のリハクの目を持ってしても。
 しかもその掘り下げも、外の世界=別の作品のキャラであるマミゾウさん相手だからこそ心情を吐露できたというのがクロスオーバーの必然性を高めていてうまい。
・奇々怪々摩訶狸
 「どうぶつの森」のたぬきちも相当意外でしたが、次はなんと奇々怪々から魔奴化ですよ。でも考えてみればゲーム縛りで狸キャラといえばもはや大御所のポジションだよな魔奴化。
 こちらはマミゾウさんとの弾幕バトルが楽しめました。たしかに弾幕バトルもこなせるんだよな魔奴化。なかなかの強キャラ。
 そしてこの人をおいて巫女ゲーは語れない小夜ちゃんも登場。「博麗の某と違って愛想も良く、世話焼きで面倒見も良く気立ても良い」で笑ってしまった。
・親愛なるダンザブロウ
 最後を飾るのは「けものフレンズ3」から直球な化け狸キャラであるダンザブロウ。そういやある意味このキャラ、マミゾウさんのアナザーキャラとも言えるんだよな。
 ケモフレ3に関してはずいぶん前にプレイを中止してしまってますが、こちらのダンザブロウは電子情報に強いインテリキャラということでマミゾウさんとの丁々発止のやり取りが心地よい。
 さらには設定的な謎の多いけもフレ側の情報もしっかり広げていてクロスオーバーの醍醐味が楽しめました。たしかにけもフレっていろんな作品とコラボしてるから、必然的にジャパリパークもさまざまなキャラクターや組織と繋がってることになるんだよな……。
 個人的にはクロスオーバーの醍醐味は「クロスオーバー相手のチョイス」と「クロスオーバーの理由付け」だと思ってるんですが、本作は16ページ3編の中にそのふたつがしっかり配置されていると感じました。
 今日はここまで。
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