さて「WARウォー!!+バンバン発声可能連続マサラ上映」、とてつもない熱気の中前半戦である「WARウォー!!」が終了。30分の休憩を挟んで次は「トゥメリ」と通称「佐渡ヶ島ジャンプ」で有名になった「バンバン!!」です。
当然「バンバン!!」もとてつもないエネルギーを消費するので、次に備えてエネルギー回復に努めていなくてはいけないはずなんですが、休憩中も館内には「トゥメリ」が流れているせいで前の席の方ではフライングトゥメリが発生しています。これが塚口のノリですよ。
しかも「トゥメリ」がループしているので前の席の人たちはタランテラの毒に侵されたかのように延々とトゥメって(※「トゥメリを踊るの意」)います。本番始まっても大丈夫なんだろうか。大丈夫なんだろうなあ塚口なら。塚口におけるマサラ上映中はコミケと同じく地形効果が発生しますので無限にエネルギーが供給されるのです。塚口のマサラ上映から発生する無限のエネルギーを持ってすれば地球のエネルギー問題は一気に解決ですよ。
そんな感じで休憩中も大盛りあがりの中、いよいよ後半戦「バンバン!」上映開始!
ここでも戸村支配人ことシネマスター☆トムによる「トゥメリ」指南が。この部分だけでも今後の「バンバン!」マサラ上映のためにDVD化して劇場で販売していただきたい。前回に比べてさらにキレを増しているシネマスター☆トムのトゥメリ、なんだか心なしか股下が伸びているような気がします。この分だと5回目くらいには股下20メートルになってるシネマスター☆トムが拝めそうです。
さて、前半戦の日記で書いた通り、今回は入場時に全員に特大クラッカーが配布されており、それをもっとも盛り上がるポイントで鳴らすことになっています。そのため、すでに「バンバン!」の展開をタイムスケジュールレベルで把握している猛者も、今回初めて「バンバン!」を見る方もその瞬間をスナイパーの如き緊張感で狙っているわけですよ。
「バンバン!」をすでにご覧になった方にはわかると思いますが、非常に有名な「トゥメリ」のシーンは意外なくらい早く来ます。もちろん本作はそこに至るまでのシーンにも盛り上がりポイントが無数にある、というかリティク氏が出るだけで盛り上がります。しかし今回はリティク氏の美貌に歓声を上げつつも、脳の数%を常に「その瞬間」に備えておかねばいけません。
ハルリーンが出会い系サイトで予約したレストランで席についたあたりから、館内には歓声とともに緊張感が走り始めます。
いよいよ「トゥメリ」のイントロで全員起立! 踊る! 踊りながらも全員が「その瞬間」を待ち構える!
そして――。
おまえたちパンピー(※一般ピープルの意。ここでは普段映画館に行かない人という意味)には信じられないようなものを私は見てきた。スクリーン前で踊る劇場支配人。地下1階待合室に鎮座する巨大なダンボール戦車、そんな思い出も時間と共にやがて消える。雨の中の涙のように。死ぬ時が来た。
「その瞬間」、などと脳内にどっかで聞いたようなモノローグが聞こえてきました。
確かに我々映画ファンは、スクリーンの中に、そしてスクリーンの外でも信じられないような光景を見てきました。
しかしこの夜、この瞬間の光景は今までの人生の中で見たことはもちろん、想像することすら出来ないものでした。
わたくし人形使いは、この光景を正確に記述するだけの語彙を持ちません。しかし、わたくしにはこの光景を読者の皆さんにお伝えする使命(つとめ)があります。なので、
絵にするとこう。
え? 何がなんだかわからないって?
うっせえバーカバーカ!!! 見てるこっちも何がなんだかわかんねえんだよ!!!!
いやほんとにこういう光景が目の前に展開されたんですって。ほんとだもん!!! トトロいたもん!!!
わたくしのヒメマルカツオブシムシ並の画力ではこれが精一杯ですが、毎回イベント上映の際には素晴らしい写真を撮影してくれる関西キネマ倶楽部さんがこのシャッターチャンスを逃すはずがありません。
以前のマサラ上映でも、通称佐渡ヶ島ジャンプのシーンをピュリッツァー賞を400回くらい受賞できるレベルの素晴らしいGIF画像にしてくれていますので、今回のこの瞬間もきっとピュリッツァー賞の審査員全員が感涙にむせび泣きながら爆発四散するほどの素晴らしい写真にしてくれることでしょう。
いやー素晴らしかった。わたくし人形使いは塚口のマサラ上映には何回も参加してきましたが、今回のマサラ上映で明らかになにかのランクが上がりました。何のランクかは知りません。
しかし、こんな早い段階でこんな盛り上がりを迎えて大丈夫なんでしょうか。大丈夫なんです。なぜならこの盛り上がりが最後まで維持されるから。
もはや塚口サンサン劇場シアター4には通常の物理法則は存在しません。いったん発生したエネルギーは消費されず、スクリーンの中と外の境界は消滅し、参加者全員の「個」は溶け合いひとつの「全体」となる――。
事実、さらわれたハルリーンをラージヴィールが救出に行くあたりのクラッカーのシンクロとかもう練習してどうにかなるシンクロレベルではありませんでした。あー楽しい。こんな楽しさここでしか味わえませんよ。
そんな時間も、残念ながら永遠ではありません。エンドロールまでスタンディングとんでもない盛り上がりのなか、後半戦である「バンバン!」もついに終了。
楽しい夢のような時間も、これでおしまい……なわけねえだろ!!
再びステージに登壇したシネマスター☆トムによるアンコールトゥメリじゃい!!
普通人なら「WARウォー!!」と「バンバン!」のような作品を連続で見るだけでもまあトライアスロンも同然なはずなんですが、それをくぐり抜けてなお追いトゥメリをぶちかますのが塚口よ! 命が惜しくないの? 次のイベントでシネマスター☆トムの体積が3分の1になってたりしない?
まあ今日このときここに集いしは命よりマサラを取るぼっけもんばっかりですし、ここまで来たらもう命がどうとか言っても完全に手遅れですよね。
そんな感じで、今回も最初から最後までブチ上がりの大盛りあがりの命捨てがまりのステキなイベントでした。
参加されたみなさん、サンサン劇場のみなさん、シネマスター☆トムこと戸村支配人にお礼を言いたい。
映画に関わるすべての人に、ありがとう。
命と常識に、さようなら。
そして、すべての映画バカに、おめでとう。(パクリ)