公演期間中に書いた各チームの感想
「ヒラエス」2023/06/30 14時回・青チームの感想を垂れ流す(夜公演始まるまで) | TxT Live (テキストライブ)
https://txtlive.net/lr/1688111437634/s1688559010848「ヒラエス」2023/06/30 19時回・赤チームの感想を垂れ流す(おうち着くまで) | TxT Live (テキストライブ)
https://txtlive.net/lr/1688125886026/s1688559069665「ヒラエス」2023/06/30の2チームの感想置き場(次のチームを観るまで) | TxT Live (テキストライブ)
https://txtlive.net/lr/1688162160024/s1688559100812「ヒラエス」2023/07/02 14時回・緑チームの感想を垂れ流す(タイムリミットまで) | TxT Live (テキストライブ)
https://txtlive.net/lr/1688280258893/s1688559111488「ヒラエス」2023/07/02 17時回・白チームの感想を垂れ流す(おうち着くまで→寝落ちまで) | TxT Live (テキストライブ)
https://txtlive.net/lr/1688301208960/s1688559123757
※筆者は初演観劇組なので、その頃からの癖もあり、特定の鳥武氏の話をするとき以外のすべての鳥武氏の敬称が「鳥武くん」になります。ご了承ください。
同じ芝居をチーム変えて4つ観たものを同時に感想書くなんていまだかつてやったことがないのでどうなるのか自分でまったくわからない(2023/07/05)
↑これにさらに「観劇してからの時間経過による記憶の劣化」が入ってきているので頭の中ですべての記憶が混ざり合ってしまって文字に起こせなくなっています(2023/07/29)
4つ全部混ざり合ってどれがどの記憶かわかんなくてぐちゃぐちゃだぁ…
1幕
・この一番最初の入江in井上さん、ほかのチームでは観測できなかったのだけど、赤チーム(というか石井さん?)の入江さん、鳥武くんを見つけたときの「あ、やっぱりいた」みたいな、密かに彼(彼女)に逢うことを期待してここにきたんだな、という香りがするのが好きだった
・1幕の鳥武くんの「ぼーっとしてる」感は青チームの鳥武くんが一番強かった気がする
・「なんで昼でも月って見えるんだろうなぁ」のくだり、急に鳥武くん饒舌になるのがちょっとおもしろい
・登場人物全員揃って明転したときの緑・白チームの有野くん、めっちゃぐったりして見えたんだよな
・入江さんの印象について四人(五人)が語るこのシーン、四条さんの総括そのままにはなってしまうんだけど、「月のような人」を丁寧にわかりやすく表現してて好きなんです
2幕
・『大変不愉快な事件』に対する四条さんの四者四様の反応。
・時間軸がいったりきたりするからわかりづらいけど、2幕ってタイミング的には11幕の直前だよね?
てことは入江さんが失踪してから事件が解決するまで二週間だったんだなぁ
・めちゃくちゃイライラしてる有野くん。このシーン、各々の事件への関わり方と理解度をよく表現してる態度の差があるよね
・これ「知る必要」があったのはほかの誰でもなく有野くんなんだろうな…
・伏線が散りばめられている有野くんと井上さんの会話
・この件における井上さんの行動原理はすべて「有野くんのため」
3幕
・3幕冒頭の、探偵コンビの関係性がひと目でわかるこのシーンめっちゃ好き。あとここは各チーム、ひよちゃんよりも四条さんの違いがよく出ている気がする
演技プランの違いがよくわかるんだよなぁ
・といいつつ一番最初のひよちゃんが四条さんに話しかけるまでのくだりは全チームで違ったの大変良かった
一番好きだったの白かな…ひよちゃんのおべっか(見た目をやたら褒める)に四条さんが「知ってる」って言い出したの面白すぎた
・「話だけでも!」のとこ、ひよちゃんが四条さんの椅子動かすパターンと四条さんが自分で動かすパターンとあった
・3幕、全体通してコメディパートなんだなこれ
・お願いしにくる依頼者二人、赤チームの有野くんだけ四条さんに突撃してって文字通り目の前でお願いしてたの面白すぎた
・かと思えば「ポエムですね」「ぽ…!?」ってなってる緑・白チームの有野くんも大変面白い
・面白いことばかりだな
・四者四様の誘拐犯a.k.a.ひよちゃん
・「よくわかったな」「やったぁ」のひよちゃんも四者四様。
4幕
・単純に役者が違うからかと思うんだけど、入江in井上さんの利き手がチームによって違うんですよ
(だからなんだという感じではあるんだけど、そういう些細な違いこそ愛したいと思うところありません?)
・私はどちらかといえば鳥武くんタイプの人間なので、立入禁止のドアを開けられてしまう入江さんには憧れというか羨望というかそういう感情が若干ある。
・ドアを開けたあとの鳥武くんのセリフ中の入江さんも四者四様で、屋上の端まで歩いてって外を眺める入江さんがいれば、出てすぐのところで空を見上げている入江さんもいる。
・鳥武くんは「偶然」と思い込んでいたということは、鳥武くん側は意図的に”偶然”を引き起こしたことはないということだろうと思う。けど、無意識下で”偶然”を願っていたケースはあったのかしらなかったのかしら
・四幕の鳥武くんと入江さん、本当に四者四様過ぎて全然書ききれないですね…『月で生まれた』のくだりとか、四チーム全部違ったんじゃないかな
・入江in井上さんから入江in有野くんに変わったところで入江さんを想像する人物が切り替わっている
そのルールをわかってないと一瞬困惑する
・というか四条さんの想像する入江さん、どのチームであっても全体的に様子がおかしくて笑う
少なくともヤンキー座りだったりそういう不良っぽい入江さんはむしろ想像しづらくないか?
・入江さん、在学中に鳥武くんの進学先それとなく聞いておいたりいろいろ隠れて画策してたのかな…強い執心を感じる(鳥武くんが特別鈍いという可能性もなくはないが)
・「声が届かないことがあった」からの入江さん…もとい有野くんは四条さんの想像ではなく鳥武くんの記憶の中の実際の姿。
いやでも街なかで自分の恋人の名字とおなじ名前が呼びかけられてたら反射的に振り返りませんかね人間って
ほら卯花さん反応してるじゃん!なら入江さんともっとも近しい有野くんも反応していいのでは!?
・青/白チームの卯花さん、衣装についてるベルト?がくるくる歩くたびによく動くの可愛くて好きでしたね。卯花さんらしいというか
・「怪しいですね」「そうですか?」「怪しかったです…」「そうですか…」納得いってない卯花さんかわいい
5幕
・ほかの誰も見たことのない、有野くんだけの本来の入江さん、は有野くんや入江さんに関わりがあった人間では投影できないのでひよちゃんになる(勝手な解釈)
・この時点でのひよちゃんは言動がほぼほぼ普通の女の子。とてもかわいい
・有野くんが「俺にはもったいないくらいいい人で…」のとこでがらっと変わるのなんか好きなんすよね
・入江さん、井上さん、ひよちゃんの会話。ここ会話のキャッチボールの方向が多方向になってて、それで成立してるの気持ちいいですよね
井上さんの「うるさい!」はひよちゃんに言ってるんだけど入江さんがそれに呼応してるように見える、けどこれは本当は一個前の「どうしてわかったの?」に対する返答だし、ひよちゃんは入江さんに話しかけられるわけがないので、ひよちゃんの「どうしてわかったんですか?」は本来の時間軸では井上さんが言ったんだろうなとか
いやそれともこれ実は回想に現在が混入してんのかな どっちでもいいんですけども どっちでも好きなので
・「騙されたことに気づけない」ひよちゃんの話、観てぇーーーーーーーーーー
・生活感がないのは当然なんですよね。実際この部屋で”生活”してた人いないんだから。それを知っている井上さんの含みのある「うん、そうだね」
有野くんの立ち入りを一旦見合わせてたってことは、入江さんがいたころも有野くんが(有野くんとして)この部屋に入ったことはなかったんだろうな…
・この5幕の井上さん、当たり前なんだが全体的に含みがありすぎる
・ノック音のところ、たしか一瞬有野くんが動き出しそうな素振りを見せておいての立ち上がる卯花さん、なんですよね ブラフ張ってくるじゃん
だいぶ忘れちゃってるけどそうだったはず
・基本的に登場の仕方が不審人物の卯花さん。
・ここで有野くんの名前が出てくるのは変なんですよね。この部屋借りてるのも住んでるのも入江さんのはずなんだから入江さんの名前が先に出てこないとおかしい。推理小説だとボロを出したシーンとして解答編のときにピックアップされるとこ
ひよちゃんがこの部屋の借り主を調べようと思った理由も卯花さんのそれのせい たぶん
・回想でしれっと嘘をつく四条さん
6幕
・演説卯花さん。私が「この人最終的に宗教家になりそうだな」って思うのこういうところからなんですよ
・『ついていけない』場面の設定、全チームで違ったんすよね。よく覚えてないけど女バス?と女子バレーボール部とかるたともう一個なんだっけ…?
女バスはたしか白チームだったと思うんだけど、「ここはまかせて先に行け」(たすいちの短編作品)思い出したよね
・飲み会の場面はたしか2チームか3チームぐらい、ドイツ式乾杯やってた気がする、というか少なくとも小太刀さんが出てるチームは必ず小太刀さんがジョッキ割ってた
ていうか明らかに小太刀さん一気飲みしてんのにこはるさんに「一気飲みは良くない」とか言ってるから笑っちゃう おまいう
・あとここの一連の流れ、キズツクキカイのキズミのシーン思い出すんだよな
・「ぜひ、あなたの意見を聞いてみたかったのです」「…続けて」「はい」
ここの会話、若干のピリつきがあってたまんない 探偵と被疑者のピリついた会話好き
・ここの卯花さんと有野くんのシーン、まじで四者四様過ぎておもろい 二人で全力でジャンプしまくるのとか、異様にテンションの高い有野くんとか、四条さんがツッコミいれてるときに全然落ち着きのない有野くんとか
・あと回想が高校生だからだと思うんだけど、赤チーム卯花さんがわざわざピアス外すのいいんですよね…その預ける先が四条さんなのは笑うけども
あとその卯花さんが回想終わってピアスつけ直すところもいいよね ピアスをつけるって行為自体に若干のセクシーさがあるのがいいよね
・「上の空だったり」「夜眠れなかったり」まではわかるんだけど「来てもないのにライン見たり」はどうやってたんだろう ひとりでアカウント複数作るまではできるけど、同じ端末で複数のアカウントを運用することはできないと思うから、スマホが二台あるか、PCとスマホで別のアカウントログインするかしかないような
それに昔はアカウント複数作るのそう難しくなかったけど、いまは電話番号認証があるからな…
・入江さんと初めて会った卯花さんの第一声が「なるほど」なのは少し違和感があるんだけど、答えを知ってから観ると納得しかない。そりゃ『なるほど』ですよ。
・入江さんの「でも…」の部分、実はこのシーンでは省略されているセリフがある。これは解答編に入ってから初めて開示される
この作品にはちょくちょくこういうところがある。推理ものの漫画でよく見る「キャラクターたちは共有している決定的な情報が、読者には共有されないというお約束展開」みたいな
・探偵事務所に集合してる時間軸で初めて入江さんと鳥武くんの出身校が同じだと判明する、ということはこの二人、プライベートで会ってるときに出身校の話とか一切してなかったってことになるんだよな…
・「一学年300人」は結構多いのでは… 少なくとも彼ら彼女らの地元はど田舎ではない
たぶん私の出身校より人多い
・卯花さん、ボロが出がち
まぁ卯花さんがボロ出してくれないとこの話進まないからね…
・「ときどきばったり会うには、東京は広くない?」ほんとそれ
・「最近どうしてるの?大丈夫?」「入江のこと?」
なぜ有野くんは自分自身のことを完全に二の次に置くのだろう
・卯花さんと井上さんの初対面の間のひよちゃんの動きも三者三様。いずれも愉快
個人的に一番面白かったのは青チームのひよちゃんかな…
・友達の友達は友達理論をおそらくは地でやっている卯花さん
・「ひよ、ごめん」「謝られたぞ…」ザ・怪訝
7幕
・台本に「(顔で表現)」って書いてあって草
・「イノシシさん」って猪に『さん』つけるの四条さんっぽくなくてかわいい
・「言いなさい」急にお母さんっぽくなる四条さん
8幕
・この冒頭の有野くんと井上さん、痛々しいんだよなぁ…
しかもこの二人の痛々しさ、少しニュアンスが違うんだよね
・この作品において明確に嘘をついてるのって井上さんだけな気がする
9幕
・ヒラエス全体で一番好きな幕ここ!!!!!!!!!!!!!!!!!
鳥武くんの言葉の紡ぎ方、入江さんの在り方、モブの動きも演出も全部好き…
・シーンが進むに連れて鳥武くんがどんどんどんどん感情的になってくのもたまらないんだよ…入江さんの周りを巡る鳥武くん…まるで地球の衛星である月のように
・「じゃあなんだっていうんだ!」あたりからめっちゃグッと来るんだよね
・もうなんなら台本読んでるだけで目頭に来る
・9幕において一番好きな鳥武くんはもしかしたら白チームの鳥武さんかもしれないと思っている。
あんまりこういうことは言わないほうがいいのかもしれないけど、実はこれまで、こはるさんの演技が私にハマったことがほぼなくてですね…
それが今回はめちゃくちゃハマったんですよね
感情の高ぶり方とか必死さとか、最後のほうのもう慟哭に近いような叫びとかすごく良かった
・最後に鳥武くんがあの三人組の後ろ姿に「入江さん」と呼びかけてしまうのは、有野くんがいる以上必然だし、ひよちゃんがこの事件のからくりに気づくきっかけでもある
・ここの場転のときの鳥武くんとひよちゃんの細かな演技よ…
10幕
・ひよちゃんの入江さんは四条さんなんだけど、ただ余り物がここに来たとは思いたくなくて、なぜ彼女の入江さんが四条さんなのかを考えている。
・「解決しちゃいけない事件なんてあるのか?」「そんなものはない。僕たちにはな」
これは『自分たちが探偵だから』というよりは、『そういう役割だから』という意味に聞こえて若干のメタさを感じる。
・ここの二人の会話に関しては緑チームのお二人が一番好きでした。
関係性の完成度が頭一つ抜けてる気がした…
まぁ緑チームだけはこの二人がどちらも客演で、つまり完全に緑チームだけの探偵バディだった、というのが影響してるかもしれないと少し思う
11幕
・1幕ラストのリフレイン。月が炎に見えると語るこの入江さんは、四条さんの想像の中のそれではなく、本物の入江さんなのではないかと思う。
・ストールに手をかける四条さん、というこの細かい部分も三者三様で良い。それぞれのキャラクターの違いがわかる
・入江さんを表す記号が布なのも、彼女の掴みどころのなさを示しているかのようでよいですよね
・関係者全員が揃ったことを確認したとき、探偵コンビが一瞬頷きあうんですよね 良き~~~~~
これはうろ覚えなのだけど、1幕の同シーンでも同じ演技してないかな…
・「僕は大真面目だ」のとこの四条さんかっこいいよねぇーーーーーー
・「もしくは全員でグルになって僕たちを騙そうとしている」過去のトラウマに震える四条さん
・「信じてみましょう。僕を。有野くんを。井上さん自身を。そして、入江さんを」名前の上がらない鳥武くん。必然。
・ひよちゃん、設定上は『探偵助手』なんだけどヒラエスに限ってはほぼひとりで正解にたどり着いている。四条さんは資料提供係
・「どう見たって入江さんだったから」
12幕
・怒涛の伏線回収シーン。
・作中では一切出てこないけど、入江さんが産まれるに至った有野くんのストレスってなんだったんだろう。
・実は入江さんは有野くんの副人格だったので、ここに出てくる有野くんは基本的に入江さんが見るものを見ている。優しい顔で。入江さんの視線に追従する有野くんの視線。
・あ、台本から大きくセリフが変わってる部分があるな…これいつ変わったんだろう
・「どうして、鳥武くん。そんな取り乱す人じゃないでしょう」このセリフすごく好きなんですよ
でもこれがなんで好きなのかを説明するとめっちゃ野暮だから言わない
・9幕の同じ場面で、鳥武くんに「死のうとしてるんじゃ」と言われて入江さんは否定するけど、入江という人格が消えることは彼女にとって死ではなかったのか。それとも鳥武くんを安心させるために嘘をついたのだろうか。
私にはわからない
・彼女の言う「居場所」とは、結局なんのことだったのだろう
・私は入江さんを一個の人間として見ているけど、そしてそれになんの違和感も抱いていないけど、実際には五人の人間によって演じられている5つの入江さんの統合体だって考えると頭がおかしくなるな
どうしてこんなに違和感がないんだ 違和感があってしかるべきだろう…
完成度が高すぎる…
・このシーンのストールの受け渡し方も凝ってて好きなんだよなぁ とくにラストの卯花さん→井上さん→鳥武くん→ひよちゃんのリレーが好き
13幕
・有野くんが事実を受け入れる段階で鳥武くんだけはほとんど顧みられない、それは彼だけ純粋な入江さんの友達であって有野くんとは知り合いですらないから、それは当然なんだけどそれが本当に寂しくてそして本当にこの作品でつらくて良い部分
・ここで探偵コンビ以外の依頼組がハケるときも、鳥武くんだけ別方向にハケるんだよね…
・「居場所なんてなくたってしんどくたって、働かなきゃいけないし食べなきゃいけないし寝なきゃいけないし起きなきゃいけないし」わかりみ
14幕
・居場所の喪失を経験した有野くんと、もとから居場所のない鳥武くんは、実は少し似ているのだな
・たぶん、赤チームの有野くんがちらっとツイートしてたのここのことだと思うんですけど、たぶん赤の有野くん、ここで入江さん待ちしてますよね。ちょっと不思議な間があるなと思って観てた
・ところでここはどこでなぜ井上さんも一緒におるのだ
・もともとたすいち作品って性別特有の創作的話し方(「~だわ」「~なのよ」みたいなやつ)が少なめだという印象はあるんだけど、それでも鳥武くんのセリフは口調的な部分に手が入ってるんじゃないかと予想してて、でも初演台本が見つからないから比較できないんですよつらい…
まぁでも鳥武くんに関しては性別変えても違和感のないキャラクターなんだよな、というのは今回観ながら改めて思った。
・口調という点でいえば、鳥武くんと話すときの入江さんには独特性がある。男でも女でもない…だけでもないなにかがある…若干の離人感とでもいうか…入江さんの正体からすればある種当たり前でもあるのだが、それが鳥武くんとの会話でだけ出てくるのも面白い。
・場面転換のときの椅子の動かし方、『型』という感じがしてなんか好き。
・四条さんとひよちゃんが会う入江さんだけは、おそらくは当人たちの想像上の入江さんであって本人ではないんだろうと思うんだけど、でも四条さんの相対した入江さんだけは本人であってほしいという気持ちがある(四条さんの考える入江さんがあんなに本物らしいこと言えるのか?という疑問が若干あるので)
まぁおそらくは四条さんの能力の高さがほとんど本人の入江さんを造り出しているだけなんじゃないかって気がするけども…
少なくとも四条さんにとっての入江さんが有野くんなのは、彼の能力の高さの証左なんだろうとは思っている
・入江さんの存在を知ってしまった人たちっていうのがこの三人だけ、とはさすがに思えなくて、大学生になるまで自分が多重人格者であることをどうやって有野くんは知らずに生きてこれたのだろう、というのはとても謎
・ヒラエスは演劇作品なので、その場にいない人物のことをいまいる別の役の役者が演じる、というのはルールとしてはあることで、だからとくに違和感がないんだけど、それがそのまま「その人物が実際にはいない(存在はしているが実体はない)」というオチに持っていく構造がやっぱり上手いなぁと思うんですよね。たすいちってそういう、演劇的ルールを逆手に取るような叙述トリックめいたことをままやるので好き
・私はかなり長いこと、そしていまだにずっと、居場所のなさを感じ続けている側の人間なので、だからこそ鳥武くんに共感する部分も強いのかなぁと思う
・初演のときと同じく「ぼくのかんがえたさいきょうのひらえすきゃすてぃんぐ」を考えてみたわけですが、初演のときは結局どっちのチームも出演役者は同じだったわけで。
今回に関して同じことをやろうとしてもうまくいかないことに気づいた。
たとえば、私は四条さんに関しては赤の四条さんが一番好みなんですが、じゃあこの一番好きな四条さんを他のチームに入れたらそのチームがもっと良くなるかっていうとたぶんならないんですよね。むしろ悪くなるはず
赤の四条さんはあの赤のキャストだったからこそハマったんだろうと思うんで、だからもう「この役はこの人がいい」とかはもはや野暮で、もうチーム単位で好きを語るしかなくて、そしてそうなると私が一番好きなのは白か赤かなぁという感じになりました。
・で、まぁこれは完全に個人的な「劇場公演を観ていない人向け、オンライン観劇おすすめチーム」なんですが、
たすいちもヒラエスも知らない人向け→白
ヒラエスもう一度観たいぜって人向け→青(よりたすいちっぽい)か緑(プロデュース公演っぽい)
新しいヒラエスを観たい人向け→赤
かなぁと思うんですが、このおすすめの問題点は初見で白を観た人が他チーム観たいと思ってもそのときにはもう青と赤は配信が終わっているということ…なんてこった…DVDを買いましょう…(ダイマ)
とりあえずいま書きたいことは一通り書いたかなぁと思うのでこの感想に関してはここで終わります。
(配信公演を観るまでの間にちょっと増える可能性は無きにしもあらず)
配信公演に関しては…こういうイカれた時間かけてびっくりする分量の感想を書くことはあるかどうかわかりませんが(単純に時間と体力を食うのでやってる暇があるかどうか次第)、たぶん結局全部一回は観るような気がします。ヒラエス好きなので。
というわけで、ここまでお読みいただいた方、お付き合いいただきありがとうございました。
ヒラエスはいいぞ。
台本の誤字拾いはあとで気が向いたらやります