今回の会場はサンサン劇場ではなく、天神六丁目筋にあるシネマパブ「ワイルドバンチ」。
所在自体は知ってたんですが、行こう行こうと思って結局まだ行ってませんでしたが、今回いい機会だということで行ってきました。
天神橋筋方面へはあんまり行ったことがなかったので、土地勘がない場所へ行くときは時間に余裕を持って行くの法則に従い、開場時間の1時間半前に家を出発。
そこからメモっといたルートに従って電車を乗り継いで、会場近くの出口へと急ぎます。時間的にはまだ余裕があるものの、さっさと会場の位置だけでも特定しておくのがいいでしょう。
しかし、なんだかメモってた道順と実際のどうにも食い違っている感じ。おかしいなーと思ってたら天神橋筋六丁目と間違えて谷町六丁目に来てたでござるの巻。俺のバーカバーカこのエキノコックス!!!
もーいくつになってもこんな調子ですよ。
しかし、時間に余裕を持って自宅を出ていたことが幸いしてまだ時間には余裕があります。慌てず騒がず電車を乗り継ぎ、己の愚を呪いつつ天神橋筋六丁目へ。
駅から出たところ、今度はメモしてた道順通りの道が見つかったので、ほどなくして会場であるワイルドバンチに着くことができました。ちなみに開場15分前でした。ふーやれやれ。
そして会場にシネマスター☆トムこと戸村支配人が登場し、いよいよ今回のトークショーが始まります。
今回のトークショー、まずはOP動画から始まります。
OPの内容は、戸村支配人に向けられてた関係各所からのメッセージ。
そこには、トリガーお抱えの人気声優・新谷真弓氏や、日本の数人しかいないディズニー・マーベル公認イラストレーターカズ・オオモリ氏など、「そうそうたるメンツ」という言葉で済ませるのももったいないとんでもないメンツがメッセージを寄せている時点で改めてサンサン劇場という映画館のとんでもなさ加減がわかるというもの。
そして応援メッセージの最後を飾るのは、当然戸村支配人のソウルブラザーこと岩浪美和音響監督!
岩浪監督が画面に出た瞬間に、客席からは爆笑が湧き起こるあたりが実にサンサン劇場といった感じです。
さて例によってトーク内容はいつサナカン(無反動型重力子放射線射出装置装備)が召喚されて天神橋周辺が焼け野原にされてもおかしくないレベルのレッドアラート情報がダダ漏れだったので、わたくしの感想の方を書いていくことにします。
戸村支配人がマイクを握るトークショーはこれまでに何回か参加してきましたが、なんというか、やはり戸村支配人あってのサンサン劇場、サンサン劇場あっての戸村支配人だと改めて感じました。
サンサン劇場はもういろんな意味で特異な映画館なわけですが、今回のトークショーで改めてその特異さの原点がわかった気がします。
当然というかなんというか、映画館の運営に関わっている人が話をするとなると避けられないのがコロナの影響。
もちろんわたくし人形使いも、映画を楽しむひとりとしてコロナの影響下で映画館が立たされていた苦境がどういったものであるかは知っているつもりですが、やはり本職の方の話を聞いているとその苦しみの重みが違います。ビジネスとして以前に……という。
しかしながら、今回の戸村支配人のお話を聞いてて思ったんですが、戸村支配人、ひいてはサンサン劇場は競争しようとしていない。
映画館に限らずビジネスというものは、言うまでもなく競争、蹴落とし合いという側面があると思います。どんな業界・業種であっても、その中で生き残っていくためにはほかの者よりも先んじなくていけない、勝っていなくてはいけない。そう思うのはまったく当然のことでしょう。
しかしながら、今回の戸村支配人のお話を聞く限り、サンサン劇場はまったくほかと競争しようとしていない、勝負しようとしていない。
これは、まさに塩田剛三先生仰るところの、「(合気道でいちばん強い技は)自分を殺しに来た相手と友達になることだ」ですよ。「居合の奥義は刀を抜かずしてことを収めること」ですよ。武の究極ですよまさに。最初から戦わなければ負けないし死なないし争いも起きない。
これは今回のトークショーで手に入れた最高の材料だと思います。
またトークショーの最後には、キネプレの森田さん執筆のサンサン劇場のコラムに加えて、戸村支配人が執筆したタブロイドの記事も出版・書籍化されるとのことでこちらも楽しみです。
トークショーだけでなく、ワイルドバンチの話もしておきましょうかね。
今回の会場となったシネマパブ「ワイルドバンチ」では、映画のパンフレットや雑誌が100円というセールを行っているということで棚を漁ってみたんですが、その中からブレードランナーとJMとトータル・リコールとオール・ユー・ニード・イズ・キル、初代エイリアンの当時のパンフが見つかったんですがいっくらなんでも魔窟過ぎませんかここ……。危険すぎる……。