見よう見ようと思ってて未だに見てなかった「DUNE/デューン 砂の惑星」、今日ようやく見てきました。
 そういやこの作品、どこで知ったのか全然覚えてないんですよね……。何故か名前と原作がSF小説であるということは知ってた。あと「一面の砂漠に超でかいサンドワーム」の絵面はおそらくこの作品から得たもののはずなんですが感染経路がわからない。
 あと心当たりがあるのは、名作3DSTG「Rez」の最終ステージのBGMである「Fear is the MIND-KILLER」のフレーズを検索して出てきたなどが考えられます。
 なお、「ホドロフスキーのデューン」、デヴィッド・リンチ監督の「デューン/砂の惑星」、そして原作であるフランク・ハーバートの小説版「デューン 」ともに全部未見・未読なので、デューンに触れるのは今作が初となります。それでは感想を。
 twitterを見る限り、本作はいわゆる「刺さる人には刺さるけど刺さらない人には全然刺さらないタイプの作品」となっている様子。
 そして実際に見た感想なんですが、まあこりゃ評価は真っ二つに分かれるわなあといった感じ。
 まず、本作は原作の前半部分を映像化した二部作構成の第1部ということを差し引いても、ストーリーの進み方がかなり遅いので山場が少なくダレ場が長いという構成になっていると感じました。
 なので「盛り上がるところで続く」ではなく「盛り上がるところに入る前に終る」構成になってしまっており、ストーリー部分での盛り上がりを感じられる部分が少ない。
 加えて、専門用語が大量に出てくるので、後半に行くに従ってキャラが何を言ってるのかわかりづらくなっていくという部分も。
 155分かけて、桃太郎で言うところの桃太郎が鬼ヶ島に行くことを決意するあたりで終わってしまうので、前述の通り二部作の第一部であることを差し引いても消化不良感が非常に大きいです。というか第二部でちゃんと終わるのかこれ……。
 今回の第一部は、実質的にようやくキャラと世界観の紹介が終わったところなので、本格的にストーリーが展開するのはこれからなんですが……。
 twitterにて、同じくヴィルヌーヴ監督の「ブレードランナー2049」のいいところと悪いところがそれぞれグレードアップしているとの意見がありましたが、まさにそのとおりと言った感じ。
 今日はレイトショーで見に行ったんですが、結構人が入ってて、正直この映画ってそんなに万人受けする作品じゃないだろ……とか思ってたんですが、案の定というかなんというか、上映終了後の周りの雰囲気は困惑一色といった感じでした。さもありなん。
 しかし、悪いところだけではありません。
 ブレードランナー2049がそうであったように、本作も惑星アラキスの広漠たる世界は圧倒的。
 基本的にロケーションは建物の中か砂漠かの2択なんですが、ストーリーはともかくとしてビジュアルに飽きることは少なくともなかったですね。
 また、各種ガジェットも魅力的。
 個人的にSF映画の魅力のひとつは間違いなくガジェットデザインだと思ってるんですが、本作の各種ガジェットはどれもまさに「遠い未来世界の物品」というデザインでこれまた見てて飽きません。
 特に昆虫の羽のように羽根を羽ばたかせて飛行するオーニソプターの造形は超絶かっこいい。
 そして本作……というかデューンの目玉、アイコンとも言えるサンドワームの迫力たるや。ただのでかいモンスターというだけではない、まさに「荒ぶる神」としても風格を感じました。
 ビジュアルはすごくいいんですよね本作……。
 いわば本作は、映画としては退屈だけど、大スクリーンで見る画集としては魅力的と言ったところでしょうか。
 いやこれマジであと1本で終わるの……? かなりの無理ゲーな気がするんですが……。
 
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TOHOシネマズ梅田「DUNE/デューン 砂の惑星」見てきました!
初公開日: 2021年10月30日
最終更新日: 2021年10月30日
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TOHOシネマズ梅田で見てきた「DUNE/デューン 砂の惑星」の感想を書いていきます。