「何を気色の悪い顔をしているのだ貴様は」
横から唐突に罵倒を浴びせてきたのは今日の仕事の後飲みに行こう、と予定を立てた人間の1人であるユイで、その横には静かにもう1人の相手である滔天が佇んでいる。
待ち合わせの場所まではまだ少し距離があるはずだが、と首を傾げれば、
2人とも随分と早くに集合してしまって暇だからということで俺の勤めている会社まで迎えに来ようとしていたらしい。
「で、何を考えてあんな緩んだ顔をしていたのだココン」
「ただの思い出し笑いだ、気にするな」
「古今があんな顔をするなんて珍しいから気になるさ」
くすりと滔天が笑って興味があることを示すと、味方を得たユイがニヤリと口を歪めた。
「まぁそれは店についてからじっくり聞いてやるとしよう」
「そうだね、行こうか」
この2人が組んだとなると洗いざらい吐かされそうだな、と少し遠いところを眺めて、さっさと予約してある店に向かって歩いて行く2人を追いかけた。
三人で行動する時は、大体は行動範囲の広い滔天が穴場の店を見つけてきてそこでダラダラと
アクシデント発生、一旦切ります