おはようございます。
朝からちょい執筆して活動を始めたいと思います。
誤字脱字、変な文字、文章多々出現するかと思いますが、ご容赦ください。
あと、考えつつなので、遅いです。
ここで綴る文章は、ワタクシめのオリジナル小説「蒼の魔法士」にて掲載予定となっております(加筆修正あり)。
どうぞよろしくお願いいたします。
小説は下記サイトより。
http://keita.obunko.com/
keita.obunko.com
「えっと……つまり、アヤカシを見たりトラブルに巻き込まれた場合、逃げてほったらかしか、魔法士に依頼するか……ってことです?」
ユウは、饅頭の山をチラチラと気にしながら訊く。
先ほどの一言で、どうしてそこまでの解釈になるのか、できるのか。
アヤカシ――つまり、科学では証明できない奇妙な現象への対処は、現在のところ彼の言う通りである。
放置か、専門業者に依頼するか。
大抵は対処法がわからないため、前者をとる場合がほとんどだ。
怪奇現象に出くわし、恐怖体験をした後、その場から逃げる。それが体験談となり人から人へ伝わり、その場へは誰も近づかなくなる。
たまに、興味本位の人間が足を運ぶことがあるが、やはり何も対処されることはなく、放置される。
見たいものを見、見たくないものは存在さえ否定される。
アヤカシに興味さえ持たなければ、興味を持たれることはない。
普段通りに生活していれば何も問題なく過ごせるだろうが、神経質になってしまった人は、後者をとる。
とはいえ、どこに連絡すればいいかなど、パッと思いつく者は少ない。
調べれば、超常現象調査を謳う民間業者はごまんとあるが、詐欺まがいの事をしているところもあるだろう。
では、どこに相談をすればよいのか。
一番確実で手っ取り早いのは、警察に連絡することだ。
大々的に宣伝されてはいないが、政府のウェブサイトなどを見ると、相談窓口のページに『生活環境についてのご相談』などとわかりづらく案内されている。
掲載されているのは、最寄りの警察署または交番へ連絡する旨の文章のみ。
連絡をして状況を説明し、それが調査すべき現象であることを認識してもらえば、警察から専門機関へ報告があがる。
ここでようやく飯綱動力管理院――イヅナの出番となる。
政府直属の機関だけに、信頼度は他の比ではない。
情報提供を受けたイヅナは、現場に近い下請けの調査事務所を手配し、調査を進める。
もし、アヤカシが関係した場合、調査事務所は速やかにイヅナへ報告し、魔法士が出動する仕組みだ。
「……全部、君に渡したマニュアルに書いてあったんだけどね!」
突然、ミサギが言った。いつの間にか背後にいたようだ。
途中ですが、ここいらで一旦執筆を終了します。
次回の配信までお待ちくださいませ。
それではー。