一度自宅に帰ってから要くんの家に集まった僕たちは、要くんのお母さんから言われた通りの物を持ってきた。
「ねえ、要くんのお母さん何作ってるのかな?」
「一口サイズに出来るもの何でも持ってきてって言ってましたよね」
「一応俺んちにあった一口チョコ持ってきたんだけど…」
「藤堂くん、料理に関しては大丈夫だと思ってた俺が馬鹿でした」
「甘いものも必要って言ってたろ!!」
「はーーー!!!ここが要くんのお家なんだ!要くんのお母さんに会うのも楽しみだなぁ!!!早く昨日のルバン十三世について語り合いたいよ!!!」
いつも通りに小言を言い合う二遊間を横にして、1人興奮が覚めない土屋さん。誰か僕の質問にも答えてくれないかな…まあいいか。
まだ粉塵爆発の件も不安が残る中、僕はインターホンを押した。
「あらー!!!!久しぶりねみんな!!!よく来てくれたわ!!しかもニューフェイスもいるじゃなーい!いつものおばちゃんのアレやっちゃう???やっちゃおうかしら?」
勢いよく扉が開いたと思えば、更に勢いよく元気なおばさんが飛び出してきた。
先輩達があまりの勢いに硬直してしまってる。
僕は初めて要くんの家に遊びに行ったことを思い出した。
じーーっと先輩達の顔を見つめた後に、一言。
「ようこそ、チェリーボーイちゃん達♡」
要くんのお母さんに圧倒された先輩たちを引っ張って、僕たちはお家の中にお邪魔した。
「あっ!みんなー!!!聞いて!!!粉塵爆発の心配なんてなんもなかったよ!!!」
テーブルの上を見て、今までの不安が吹っ飛んだ。今夜は楽しそうな夜になりそうだ。
「今日はなんとみんなで好きなもの入れるたこ焼きパーティーだよー!!!!」