ライダンのネタバレ注意&メタ的要素注意
本文の執筆配信。もしくは推敲&誤字修正します
休憩中に配信終了することがありますが、宣言した時間には帰ってきます
執筆してる最中は返せない時もあるので、コメだけ残してアーカイブでサクッと確認するのもオススメです
♡どうもです!
飽きてきたしまぁまぁ書いたかなと思ったら数百字でした。これってトリビアになりませんか
でもまずは数十分やるだけでも、それがいずれ習慣になって楽になっていくってめんたりすとが言ってました。目指せ一時間!
「相変わらずノームはあれだけど、進化ジョブのおかげでウンディーネ一強ではなくなったね。フェンリルヤバくない? 乗り物として使ってる人も見たし、一強の可能性ありそう」
「初めての貴方に懐いているのは不愉快で仕方がありませんけどね……」
氷の精霊だからかひんやりさらさらと撫で心地の良い毛並みをした白狼の子供は、まるで家族にでも甘えるかのように努の足に頭を擦り付けている。そんなフェンリルとの親愛度がまだ四大精霊ほどではないリーレイアは、納得のいっていない顔で彼をねめつけていた。
「ふふっ」
「…………」
そんな二人がクランハウスへ一緒に帰ってきたところをタイミング良く発見したオーリは、大きな洗濯籠を運びながら微笑ましそうな笑みを漏らした。その様子を目ざとく察知したリーレイアは何とも言えない顔のまま玄関の靴を揃える。
「あっ、ツトムさん。お手紙が届いていたので、お部屋に置いてあります」
「あ、了解でーす」
事務関係の手紙はオーリに一任しているので個人宛ということになるが、一体誰からだろうか。たまにカミーユが手紙をよこしてくることがあるので、彼女がアーミラのことについてしたためたのかもしれない。そんな推測をしながら努は汗を流すために階段を上がり、軽々と段差を飛び越えながらフェンリルの子供も付いてくる。
浴室にまで入ってこようと顔を扉に突っ込んでくるフェンリルを足で押すようにしてどかし、努は一人シャワーを済ませて温風の出る魔道具で髪を乾かす。
「ぎゃーっ!!」
そして着替えも済ませた途端に外からガチめの悲鳴が聞こえてきたので、どうしたと思いながら扉を開ける。すると何故かハンナが激昂している様子のフェンリルに手をがっつりと噛まれて血まで流していた。腕を伝って流れ出す血が床にぽとぽとと落ちる。
それに呆然としているとこちらに気付いた野性味溢れる表情をしていたフェンリルは、途端に怖かったとでも言いたげな鳴き声を上げながら飼い犬のように足下へ居座ってきた。
見かけこそ凛々しい大型犬とはいえ、分類としては狼のためその牙も犬より殺傷能力が高い。ハンナの血で染まっている口元から見ても疑う余地はないだろう。それに神台で見たフェンリルは人が乗れるくらいの大きさまであったが、単身でモンスターを食い千切るくらいの攻撃力もある。
「ヒール。何かやった?」
「いや、なんか前と違って大人しく座ってたから、触ろうとしたらガブリとやられたっす」
「……ちょっと判断が難しいな。まぁ、飼い犬じゃなくて精霊だし、相手もハンナだからセーフか?」
「なんであたしならセーフなんっすか」
「どうせ無理やり撫でようとでもしたんでしょ。精霊との相性悪いくせに」
「……それ、リーレイアに言ったらすごい怒りそうっすね」
この小さな白狼が無限の輪で飼われているペットなら結構な問題だが、精霊ともなると如何ともしがたい。それにハンナが怪我に無頓着である分、無邪気に刺激しすぎることは以前ウンディーネに手の甲を貫かれたことからしても想像できる。子供が虫や動物に噛まれた、みたいなノリで普通なら全治一ヶ月はかかりそうな怪我をするのは止めてほしいが。