とある山中、大木の枝に腰をかけた少女はふらふらと足を揺らす。
 出かけてしまった二人の帰りを待っていたが、待ち草臥れてしまった。
「……あっ!」
 木々の向こうに見えた姿にピョコンと耳が跳ねる。
 枝から飛び降りて少女は真っ直ぐ駆け寄った。
「おかえりなさい! ノスリ!」
「……ニタイか」
「……?」
 いつもと違って歯切れの悪い返答に少女は首を傾げる。
 ノスリは一つため息をついて後ろを指さした。
「……オウギから話をを聞いておいてくれ。私は少し休んでくる」
「うん……?」
 また大きく溜息をついて、ニタイの横を通り過ぎていく。
 その後ろ姿を見送ってから立ち止まっていたもう一人、オウギを振り返ればいつもと変わらぬ笑みを浮かべていた。
「何があったの?」
「順に説明しましょうか」
「右近衛大将、オシュトル……?」
「ええ、帝の信頼厚いヤマトの双璧、その一人です」
「その人からの依頼、を受けたんだよね。どんなの……?」
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うた偽二白オウギ夢1
初公開日: 2020年06月14日
最終更新日: 2020年06月19日
自給自足夢。
夢主は散唄の夢主の娘。
そっち(親世代)の方もその内。
オウギはいいぞ。
守人さんガラル編6話「偶像の伝説」
1~5は支部で公開。後でここに貼っときます。
読みもの
彩芽(葛)
黎斗ちゃんとポッピーのなにか
多分黎斗とポッピーと真珠の話をちみちみ書く
読みもの
なでた