銀さんが風邪を引いた。
なんでも真冬の夜、酔っぱらってごみ溜めに突っ込んでそのままぐーすか朝まで寝てしまったらしい。
なんとも銀さんらしい理由に感心してしまう。今日はどうしても外せない依頼があるそうで、神楽ちゃんと新八君から看病を頼まれた。
「銀さん、お粥出来ましたよ」
「ん」
「食べれます?」
「たべさせて」
口を開けて待つ姿が妙に可愛く、餌付けをしているような気分になってしまう。
「お薬ですよ」
「苦いからやだ」
「やじゃないです。飲まないと治りませんよ」
ピシャリと言えば、おとなしく薬を飲んでくれる銀さん。
「銀さん、汗ふきますね」「んー」と熱でぼんやりする銀さんを起こして、着替えを手伝うことに。
「だめだわ。指がうまく使えね。ぬがして」「はいはい」
甚兵衛の紐をほどいたら、逞しい身体が露になるから、少しだけどきりとしてしまう。
銀さんの身体を拭いていると、耳に掛かる吐息の熱っぽさや、汗ばんでいて体温が高い肌に、数日前の蜜事を思い出して、かぁっと頬が熱くなる。(なに考えてるんだ!)と慌てて邪念を振り払うんだけど、「どーした?」熱っぽい声で名前を呼ばれたら、ぞくぞくとした快感に襲われる。
「な、なんでもないですっ」
わ平素を装うけれど、下腹部の疼きが止まらない
「嘘はいけねぇな」手首をむんずと掴まれ「さっきから、もの欲しそうな顔しやがって」硬く脈打つそこに導かれる「欲しいんだろ?」お腹に響く低い声で囁かれ、耳をねぶられるだけで、蜜が溢れだし「…ほしいの」と、おねだり。
銀さんは風邪引いてるので「俺ぁ風邪ひーてちょっとしんどいからよぉ。欲しいなら、お前が動けよ」って意地悪するんですよ。