※こんばんは。
好きジャンルの色んなキャラで夢SS書いてみます。
○書こうかなと思っている人達
黒執事 チャールズ・グレイ
エヴァ 渚カヲル
ヨルムンガンド キャスパー・ヘクマティアル
                          ルツ
Fgo カストロ アキレウス エレナ ビリー カーミラちゃん デイビット君 オフェリア アスクレピオス アナスタシア
チャールズ・グレイ
▼降り立った異国の地。父と共に訪れたお屋敷は母国の其れとは作りも装飾品も使用人の出立すらも、何もかもが異なっている。父の仕事に連れ回され、自らを着飾る事よりも先に覚えた英語は今や私の武器である。相手の懐に潜り込みこちらの有利に交渉を図る際に必需であるコミュニケーション能力も、幼い頃より様々な国の大人と意見を交わしてきた事で身についている。
 然し今回私たちがこのお屋敷に招かれたのは、商談ではなく縁談の為だ。英国の名家 グレイ伯爵家次期当主であるチャールズという青年が私の伴侶となるらしい。本来ならば英国の伯爵家と日本の華族が夫婦になる事は無いのに、グレイ伯爵と私の父が密な関係にあると言うだけで今回の縁談が持ち上がったのだ。恐らく、グレイ伯爵家は日本に、我が#name1#家は英国に繋がりを作っておきたかったのだろうが、本当の所は分からない。
「ねえ。親の意向とは云え見ず知らずの男と、其れも異国の家に嫁入りしなきゃいけないってどんな気分?」
「どんな気分…とは。私の国では珍しいことではありませんでしたけれど。」
「へえ。許嫁でもない男と?家畜の交配みたいだね。」
 ずけずけと物を言う男だ。純白の衣服を見に纏い、其の肌も髪も服と同様透き通清廉な見た目をしている癖に、両家の父が捌けた途端に本性を現した。侮蔑と嘲笑を孕む灰色に、なんの表情も持たない私が映り込んでいる。
「私には許嫁は居りませんでしたので。文化の違いではないでしょうか。貴方と私が夫婦になる事で我が家とグレイ伯爵に利が齎されるのでしたら、無礼な男との婚姻も受け入れられましょう。」
「もしかして無礼な男って僕のこと?君も大概無礼じゃないか。」
「お互い様では?似ている方が夫婦としては良好な関係を築けるやもしれません。」
 侮蔑は苛立ちに変わり、余裕綽綽であった表情は鋭く私を睨め付ける物になっていた。この英国では女性は淑女たれという風潮があるらしいからこうも物事をはっきりと言う女が気に食わないのだろう。
「言っとくけど、君は後釜だからね。僕の許嫁が事故で死んじゃったから選ばれただけなんだから、あんまり調子に乗らないでよ。」
「亡くなった?親しい方だったのでしょうね。お悔やみ申し上げます。」
「3回しか会ってないよ。だから顔もよく覚えてない。それに、会った事もない人間から悔やまれったってあの子は別に嬉しくないと思うけどね。」
「そうですか。」
「…愛想悪いって言われない?こんなつまんない女と結婚しなきゃいけないなんて最悪。」
「愛想もなにも、貴方にい良い印象を抱いていただく必要もありませんので。私達は愛し合う必要など無いでしょう。暖かい家庭を築く事など、家の為、未来の自分の為には二の次です。」
 本心だ。好いた人もいなければ、幸せな家庭への憧れなど持っていない。自分を棚に上げて私を蔑む男と一つ屋根の下で結婚という体裁で共に暮らす事にも一切の抵抗を感じない。
 だから私は考えもしなかった。将来、この男との間に4人も子供をもうけ笑顔に溢れた家庭を持とうとは。
キャスパー・ヘクマティアル
▼「やあ#name2#。元気だった?」
 西の空に輝く終わりかけの太陽が銀髪を照らし輝かせている。いつ見ても胡散臭い男だ。妹と良く似た顔をしているのに、ココよりも100倍胡散臭くて危険な香りがする。ふらりと立ち寄ったのならすぐに用事を済ませて自分の船へ帰れば良いものを、無用心にもチェキータさんを置いて、甲板に逃げていた私を探し当てて白白しく「やあ」なんて話しかけやがる。
「こんにちはキャスパーさん。」
「嫌だな、キャスパー“さん”なんて。余所余所しくて寒気がする。キャスパーと呼んで欲しいといつも言ってるじゃ無いか。」
「私とキャスパーさんはそう言った関係にありませんので。」
「君が言う“そう言った関係”がどんな関係なのかは分からないが、僕達の関係は決して浅くは無いだろう?」
 此奴は本当に白々しく、人の神経を逆撫でするのが上手い。一度、いや二度…3度だったかな、とにかく数られる程度に寝たら酷く懐かれ、業務中でも業務外でも顔を合わせればへらへらとした笑顔を見せながら此方に向かってくる様になってしまった。寝る前の彼はスマートで常に心に余裕を持ち、公私を弁え笑顔の仮面で全ての感情を隠すミステリアスな年上の好青年という印象を持っていたから、更に其れが幻想であったのだと落胆が大きかった。
 関係に対して持ち出したのは紛れもなく私であるが、深く言及されると鬱陶しい。黙り込んで海を眺める私の傍に立ち、柵に手をかけて同じ様に海を見た彼に深いため息が漏れた。
「今日は君に話があるんだ。」
「…なんですか。」
「僕の小隊に来ない?」
「は?それはHCLL社の意向ですか?」
「いいや?僕の独断。」
「私には貴方を護衛する為の戦闘能力は有りません。利用価値は無いでしょう。」
「利用する気は無いよ。君がココの所でどんな仕事をしているか理解した上での判断だ。単に君が欲しいんだよ、#name2#。」
 夕陽に照らされた造形の美しい顔は、今までに見た表情の中で一番気味が悪い。意図が全く読めないのだ。この男は無意味な事を嫌い、利己的で合理主義の筈。特化した能力の無い私を欲しがる理由が無い。
 真意も何もかも覆い隠した笑顔の仮面が私を見ている。差し伸べられた手を取り其方に行く意味も利益も分からぬままその場を駆け出して広間に戻れば、あの男と良く似た私の雇主が、あの男と同じ仮面を被って「話、聞いた?そういう事だから。」と血色の悪い唇で無慈悲に言い放った。
※電話に出ていて触ってなかったら配信切れてました。申し訳ありません。
ねます!最近眠くて遅くまで起きていられない…また明日日中に配信するかもしれません。
配信が切れてしまい申し訳ありませんでした。
おやすみなさい!
 
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山幸
こんばんは! 渚カヲルという文字列を見ただけで動悸がしました!
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明智
山幸さん→こんばんは!いらっしゃいませ〜!カヲル君良いですよね…存在がエモーショナルで見てるだけで創作意欲がかき立てられます…。
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夢SSかくよ3
初公開日: 2020年04月28日
最終更新日: 2020年04月29日
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好きジャンルのいろんなキャラでSS書いてみます。お題提供頂けたらうれしいです。煙草吸いながらのろのろ進みます。