目覚まし時計がなる前に目が覚めた。寝起きのあまりよくない赤井にとって、それは珍しいことだ。降谷の家で朝を迎えるときなんて、アラームより先に降谷に起こされるのが常だったが、横を見ればまだ降谷は眠っているようだった。金色の睫毛が下瞼に陰を落として、穏やかな寝息を立てている。眠っている顔は可愛いのにな、と思いながら赤井はしばらくそのまま恋人の顔を眺めていた。
 腰が痛くて起き上がることすら億劫だった、というのもあるが、降谷の寝顔を見るなんて滅多にないものだから、離れてしまうのが惜しかった。
 カーテンの隙間から朝日が細く差し込む。だんだん日が長くなり、日の出の時間も早くなった。今日のアラームよりも日の出の方が早い。素肌に触れるシーツの感触と体温に心地よさを覚えて微睡む。いっそこのまま二度寝をしようと赤井が瞼を閉じようとしたのと同時に、降谷はぱちりと目を開けた。
「起きてたのか」
「穴が開くほど見つめられたら流石に起きますよ」
 降谷は呆れたように笑いながら赤井の髪に指を絡めた。
「なんで起こしてくれなかったんですか」
 赤井はそれに笑い返して、降谷の手に自分の頭を押しつけながら目を細めた。
「理由なんてないよ」
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安赤短文書く
初公開日: 2020年04月26日
最終更新日: 2020年04月26日
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コメント
診断メーカーの書き出しと終わりをお借りして短文書きます
テスト配信
テスト配信です。既刊の安赤本の本文をしばらく打ち続けます。
青野
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テスト配信です。既刊の安赤本の本文をひたすら打ち込むだけです
青野
『ファーストステップ』執筆RTA③
6月28日ジェイリドオンリー『ブレンドティーは恋の好機』の新刊になりたい話の執筆RTAです。 これよ…
きさ