お題「彼マント」(学生時代)
===ネタメモ======
学生時代 マント ディミトリ 青 短い
短いマントって?外套?何?カタカナアウト!?後で調べる
包む
ジェラルト 死亡 雨 ジェラルトの部屋 涙
雨よけ 貸す
涙 止まらない 感情 暴走 動揺 制御できない
悲しみ 世界 ジェラルトを通して世界を見ていた
全てが遠い
ベレスを守る殻 割れる
殻を割って最初に見たもの→彼のマントの青
ディミトリの香り 父とは違う
ディミトリ&父 ベレスの感情を喜んでくれる
ベレス 時間を戻せる 窮地でも動揺しない Butジェラルト 時を戻しても助けられない 絶望
ディミトリ 先生が自分と同じ境遇に 共感 仄暗い喜び 否定 自己嫌悪
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ジェラルトが死んだ。
それはあまりにも唐突で、そのあと自分がどうやって私室へと戻ったのか覚えていない。自分の身体は酷く濡れているのに、不思議と寒さは感じなかった。
いや、寒さだけじゃない。温度も、音も、世界の色さえもすべて現実味を失って、まるで夢の中にいるような気さえして、すべてが遠くに感じてしまう。
腕にはまだ父のぬくもりが残っているような気がして、そっと目を閉じてみる。けれど瞼の裏に浮かぶのは、血と共に肌の色と体温を失ってゆくジェラルトの姿だけ。
(なぜ?どうして?どんなりゆうがあって父さんのいのちはうばわれたの?)
まるで幼子が泣きじゃくるように、生まれたばかりの感情が悲鳴を上げる。とても一人では受け止めきれないのに、私のたった一人の家族はもうこの世界にいないのだ。
どうすることもできなくて、私は自分自身を抱きしめようと己の肩に手を伸ばす。引き寄せようとした掌は何かを掴み、そしてそれはするりと膝の上へ滑り落ちた。
視界に飛び込んできたのは鮮やかな青。美しい青色のそれは、色褪せていた私の世界の中で(保留)
雨の中、呆然と座り込む私の肩に誰かが何かを告げて、そっとこれを羽織らせてくれたことを思い出す。
『(ディミトリのセリフ、あとでなんか考える)』
もはや涸れたはずの涙がまたこみ上げてきて、彼の青い外套にぽたぽたと落ちる。ああ、これではいけない。汚してしまう。そう思って持ち上げると、ふわりと彼の香りがした。暖かな陽だまりのような父の匂いとは違う、深い森の中のような、静謐な香り。それが引き金となって色々なことが思い出される。(中略 あとでかく)
「……ぅ、ぁ…あぁ…ああああああ!」
こみ上げた気持ちが抑えきれなくなり、私は初めて声を上げて泣いた。汚れてしまうとか、皺になってしまうとか、そういういことを気遣うこともできず、ただ彼の外套に顔を埋めて泣いた。泣きじゃくった。
部屋の外で、一人立ち尽くす男がいた。戸を叩こうと拳を胸の前に掲げたまま、部屋の中から聞こえる嗚咽に、苦しそうに唇を噛んだ。彼は知っている。肉親を亡くした時、多くのものを失った時、誰のどのような言葉も届かない事を。
扉に背を向け、けれど立ち去ることもできず溜息をつく。普段、あまり感情を表に出さない彼女の慟哭は、聞いているだけで胸が潰れてしまいそうだった。握りしめた拳に血が滲む。
喉が裂けてしまいそうな慟哭は少しずつ弱くなり、そして終には何も聞こえなくなってしまった。不安に思い扉に手をかけると、鍵がかけられていなかったようで