【タイトル】目隠しの世界
【配信説明】
今日もやっていきます!
よろしくおねがいします\(^o^)/
書き方としては、先にセリフだけばんばん埋めていく感じです。
地の文は基本的に後付していきます。思いついたらセリフを書いている最中に書くこともあります。
【設定】
夢主がいます。いづみさんではありません。
ゲーム始めたばかりで設定をろくにわかっていないまま書いております。
バクステとかと違ってたらすみません。妄想全開で書いていきます。
夢主の名前:花岡響子
(1)
「紬くんと丞さんの大学って、演劇で有名なところなんですか?」
「そうですね…。大学がってわけじゃないんですけど、演劇の部活やサークルは多いほうだと思います」
「興味あるのか」
「さ、さすがにこの歳で大学入り直そうとは思いませんよ…。今度大学受験の子たちに、選択肢として照会しておきたいと思って。団内にOBがいたら相談もしやすいと思いますし」
「なるほど」
「お二人とも、同じ演劇…部? でしたっけ?」
「サークルです。結構大きいところでした」
「へえー! さすがっですね! 団員さんも仲良いところなんですか?」
「良いと思うぞ」
「……」
「なんだよ? 仲良かっただろ?」
「うん、まあ、普通に」
「……まあそりゃ、個人的な好き好みはあったと思うけどな」
「人間関係がってことですか?」
「そんなところだ」
「人間関係複雑なところはちょっとなあ…。繊細な子たちが耐えられるかどうか」
「そこまで捻じ曲がってない…。大体、うちだって人間関係でいったら中々拗れてるだろ」
「そうですか?」
「自覚ないのか…」
「みんな、キャラは濃いですけどね」
「…俺のことを、かなり嫌ってる先輩が一人いただけだ。そいつのことを思い出しただけ」
「へえ〜。丞さんのことを嫌う人っているんですね」
「そりゃあ、好きなやつばっかりじゃないだろ」
「男女別け隔てなくワーキャー言われてるんだと思ってました」
「なんだそれ…。まあ、なんで嫌われてたのかは知らないが」
「…花岡先輩は、別に、丞のことを嫌ってたんじゃないと思うよ」
「花岡? 先輩? っていうんですか?」
「嫌ってただろ…。目の前で言われたぞ。あんたみたいな奴、嫌いって」
「す、すごいですね…。嫌うにしてもそれをその人に言っちゃうって」
「……」
「でも、嫌ってたんじゃないと思う」
(2)
「……花岡さん」
「え」
「花岡さんっ」
「紬?」
「やっぱり花岡さんでした!」
「わー、本当に紬だ」
「お久しぶりです」
「……と、高遠」
「まだふたりで一緒にいるんだ?」
「はい」
「仲良いね」
「花岡さん、立ち話もなんですから。時間があったら、一緒にお茶でもどうですか」
「おい…」
「いいじゃない、久々なんだから」
「わたしはいいけど」
「へー、じゃあふたりとも、同じ舞台立ってるんだ」
「はい! MANKAIカンパニー、ご存知ですか」
「ああ、ビロードウェイにあるとこでしょ。立地がいいところ。あれでしょ、GOD座のタイマンに勝ったとこ」
「よくご存知ですね」
「今フリーの舞台ルポライターやってるの」
 「前まで聞かなかったとこなのに、よくやったなって思ったんだよね」と、事情通のような顔で言う花岡さんの話しぶりは、確かにライターのそれだった。ライターは儲からない、などと桜色の唇から決まり文句のような言葉が滑り落ちてきたが、シックな色合いのカップにかかる指は、女性らしく丁寧に手入れをされていたし、髪を耳にかけたときにちらりと見えたアクセサリーも安物ではなさそうだった。
 隣で談笑している紬には悪いが、花岡さんの言葉尻や動作、そして矛盾するそれらに、腹の底あたりがむずがゆくなってきた。腹立たしい、と言ってもいい。発言から声色から、フォークの先でケーキの端を弄ぶ仕草から、嫌味を振りまいている印象しか持てていない。
 意味もなく俺の感情が昂ぶってきたのを感じ取ったのか、ケーキを口に運ぶ途中の花岡さんの目とかち合ってしまった。
「……高遠はGOD座じゃなかった? 最近、演目見た気がする。どうしてこっち移ったの?」
 有名であることは悪いことじゃない。有名とは、イコール演技への評価だ。もちろんそれだけが理由じゃないだろうが、もし見た目が良くても、性格が良くても、コネがあっても、演技が下手くそだったら何の意味もない。そういった意味で、有名であることは俺の中でも確かに自信につながっていた。
 が、目の前の女の耳に入るほどの評判であったということは、初めて俺に暗雲を齎した。
「…いろいろあって」
「ふーん」
「ちょっと、丞…」
「だって、ライターなんすよね。変なこと書かれても困るんで」
「丞」
「大丈夫だよ、オフレコだから」
「どうだか…」
「丞!」
「GOD座を離れた今でもネタになる価値が自分にはある、って思ってるんだ?」
は? 今なんつった、この人。
「な、」
「っていう感じで、煽るよ。もし本当にネタが欲しいなら」
「楽しく話せないなら、なんでカフェ一緒に来たの。大学の馴染みの後輩とお茶してるだけなんだけどな」
 ああそうだ、思い出した。この人、煽るの好きなんだった。
 
「肩の力抜けば」
「……」
(3)
 「板の上の女王」、それは世辞じゃない。
 花岡響子の演技は、そう言わしめるほどにずば抜けていた。
 得意としているのは、そこまで派手でもなく、賑やかでもない役柄だ。しかし、バイプレイヤーって感じでもない。静々と舞台に立ちながら、一歩引いて全体を俯瞰する役。それでもしかし、目立たずにはいられない、客の目線を引きつける演技だった。
 どうしてか、華がある。印象に残る。
 彼女は誰だ。笑顔でもない、怒ってもいない。喜怒哀楽の全てを、まったく押し出してこない。なのに、仕草が、表情が、演技が、こんなに心に残る。
 俺もいろいろ教えてほしかった。この人に教えてもらったら、もっともっと上達する。垢抜ける気がする。「垢抜ける演技」というのがなんなのか、分かる気がする。
 けど。
「あんたみたいな傲慢な人間、嫌いなんだよね」
 その希望は、脆くも崩れ去った。
「なんか丞さん、荒れてません…?」
「ちょっと、大学時代の先輩に会いまして…」
「え、それってもしかして」
「この前話してた、丞のことを嫌ってる云々の人です」
「えっ! 何その偶然」
「舞台のルポライターをやってるらしくて…。最近、天鵞絨によく来てるらしいんです」
「そうなんだ…。でも、紬さん、別に嫌ってないって言ってませんでした?」
「はい…。ただ、すごい煽り上手な人ではあったので。手玉に取られたっていうか」
「あの丞さんが!? 恐るべし、その先輩…」
「ちっ」
「こわ…」
「いきなり舌打ちしないでくれたまえ、台本にないぞ」
「丞、どうかしたの」
「なんでもないです…」
「あ!! ツムツムとタクス、今日チョーーーーーゼツ美人とティータイムしてたっしょ〜〜?? オレ見ちゃったんだよね〜〜〜!!」
「……」
「えーっと…、大学の先輩だよ」
「いいなー!! 誰誰?? どっちかのカノジョ?」
「そんなわけあるか」
「んじゃ狙ってんだ」
「んなわけあるか!」
「どんな人なん?? 紹介してよー」
「すごく…良い人だよ。演劇部の先輩で、俺たち後輩が演技のことで困ってたり、人間関係で悩んでたりしたら、すぐ悟ってくれて。でも、無闇に突っ込んで聞いてこないっていうか…。よく、食事に誘ってくれた。美味しいもの食べると気分転換になるよねって言いながら。無理に聞こうとしてこないけど、雰囲気が優しくて、なんか、こっちから自然に話しちゃうんだよ。口が堅いから絶対他人に言わないし、的確なアドバイスもくれて。本当、すごく信頼できる先輩だった。…古い言い方かもしれないけど、俺たち後輩のマドンナみたいな、」
「ツムツム、めっちゃ好きだったんじゃ〜〜〜〜ん!!!」
「エ!? いや、そういうんじゃないから!! 俺たちの代は花岡先輩のこと好きじゃない人なんていなかった、」
「やはり好きだったんだね、紬くん」
「ちが…!! そういう恋愛方面の好きじゃないですよ!」
「紬、顔が赤いよ。かわいいね」
「東さんまでやめてください!」
「タクスもやっぱ花岡? 先輩? のこと好きだったんしょ!?」
「…行ったことない」
「え?」
「花岡さんと飯…なんて、行ったことない」
「え、マジ? タクスだけ? なんで?」
「あ、…い、いや、丞はほら、いらなかったんじゃない? そういうサポート、的な…」
「めっちゃ嫌われてたんじゃん、筋肉ダルマ」
(4)
「丞は本当に、そういうサポート要らなかったんだよ」
「どーして?」
「付き合ってた人がいたから」
「ひぇー! なになにその話! 恋バナアガるー!! やっぱタクスってばモテ男!! いつから付き合ってんの!? どんな人!? まだ付き合ってんの!?」
「大学の間だけ付き合ってたけど、確かその人が卒業したときに別れてる気がする」
「じゃ、その彼女さんがタクスのことサポートしてたんだ?」
「うん…。まあ、サポートっていうか…」
「何かあったの?」
「……」
「丞の当時の彼女も、俺たちの先輩だったんですけど…。この前言った花岡先輩と同期なんです。で、…その、良く言ったら二大巨塔、悪く言うと…」
「マドンナの地位の取り合いかあ…」
「そこまで仲も良くなかったんじゃないかと…」
「花岡先輩は、飄々としていて、陽と陰で言うと間違いなく陰でした。目立たないっていう意味じゃなく、…なんていうか、月、って感じです。感情の起伏はまったくなくて、クールビューティーって言うんですかね。落ち着き払って、俯瞰して物事を見れる人でした。笑顔は少ない方だから、第一印象はちょっと怖かったかな…。ちゃんと話してみたら、すごく優しい先輩だったんですけど。対して丞の、…新島さんっていうんですけど。新島先輩は、陽でした。騒ぐのも好きだし、人というのが好きなタイプで。いつも笑ってる感じでした」
「正反対の二人ってことだね」
「はい」
「…話が逸れましたけど、なので丞は、演技の悩みはあったかもしれないけど、人間関係で悩むことはまずなかったと思います」
「え、どういうこと?」
「花岡先輩と新島先輩は演技で争ってはいましたけど、俺より上の代は、普段付き合うなら新島先輩派の人が圧倒的に多かったんです」
「へえー! なんで?」
「可愛かったからじゃないですかね…? 花岡先輩は良くも悪くも全く媚びないから」
「…だから、新島先輩が是って言ったら是だし、非と言ったら非、…みたいなことが多くて。俺たち後輩は結構、大変でした」
「つまり、そういう人と付き合ってた丞さんは、」
「新島先輩の彼氏にちょっかい出せる人なんて、あのサークルにいませんでしたね」
「なるほど…。じゃあ、そういうのがない紬さんたちは大変だったんじゃない?」
「いえ、その盾になってくれてたのが花岡先輩なんです」
「いびられそうになったら花岡先輩が話題を変えてくれるし、本気でいじめられそうになったらぴしゃりと言ってくれました。どれだけ救われたかわからないです」
「で、花岡先輩は舞台のライターになってるって話だったけど…。新島さんは?」
「さあ…。卒業した先輩とはほとんど繋がりがなくて。でも、女優として活躍してるって話も聞かないですね…。花岡先輩のことすら、この前本人から聞くまで知らなかったし」
「そうなんだ…」
「…丞は、花岡先輩に嫌われてるって思ってるみたいですけど。簡単に人のことを嫌ったりするような先輩じゃないんです」
(0)
「あれ、高遠もいる」
「いちゃいけません?」
「ちょっといびってやったから、来ないと思った」
「……相変わらず性格悪いっすね…」
「丞」
「うん、おいしい」
「ここ、俺のお勧めなんです」
「そうなんだ。今度打ち合わせに使わせてもらおうかな。雰囲気いいし、静かで素敵」
「紬はいいお店知ってるよね。彼女も満足なんじゃないの」
「エッ」
「あれ、いないの?」
「いませんよ…!」
「そうなんだ」
「ついでに聞くけど高遠はいるの?」
「ついで、ってなんすか。いませんよ」
「へえ。あ、コーヒーのおかわりお願いします」
「興味ないなら聞くなよ…」
「丞ってば」
「上の代の人達、元気にされてますか?」
「うーん、あんまり知らないんだよね」
「集まったりもないんですか」
「ない。あんなことあったし」
「あんなこと?」
「……あれ、知らないの」
「何をですか…?」
「これ。知らない?」
「えっ…、どうしたんですか!?」
「あ、なんだ。もうみんなに知れ渡ってると思ってた。自信過剰すぎた、ごめんね」
「そんなことどうでもよくて、」
「…、高遠も知らない?」
「知りません。…なんですか、それ」
「んー…」
「新島にやられたの」
(0)
「数年、…かなり前のことなんだけど。わたしと新島、同じ劇団に入ったの。…あ、知らなかった? そうなんだよ。で、そこで作りかけの大道具で、思いっきりグッサリ。ぱっくり行っちゃって、傷残っちゃった」
「なんでそんなことになったんですか」
「さあ、覚えてないな」
「…花岡さん」
「忘れたい思い出だっていうのは、さすがにわかるでしょ」
「もう忘れちゃいたいんだよね」
「新島先輩に、連絡ついた?」
「……いや」
「既読にもならないから、連絡先変えたくさいな」
「そう…」
「紬はどう思う?」
「どうって?」
「花岡さんの、あの傷」
「…、何かあったんだろうな、としか、わからないよ」
「ミドリ、…新島さんは、調子がいいタイプだったし、直情的だったけど、暴力に頼るような人間じゃなかった」
「大方、花岡さんが要らないこと言ったんじゃないのか」
「…丞、そんな言い方ないよ」
「だってそうだろ。この前久しぶりに会ったっていうのに…。なんだ、あの煽り方」
「丞」
「丞だって、結構な態度だったよ」
「……、どうにも、花岡さんを前にするとダメだ。嫌われてるっていうのが気になって…。普通の態度が取れない」
「花岡先輩は、丞のこと、嫌ってない」
「…、嫌ってたって…。何度言えば、」
「丞」
「違うだろ」
「…なにが」
「花岡先輩は、丞のこと嫌ってないよ」
「だから、」
「花岡先輩が嫌いなのは、丞、」
「丞が、花岡先輩のことを嫌いなんだよ」
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物語が佳境のようでそうでないですが、手がつかれたのでまた明日!
見てくださった方、ありがとうございました(´ω`)
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向き
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tskさん夢小説書きます
初公開日: 2020年04月08日
最終更新日: 2020年04月09日
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コメント
音声ありでやってみます
たまに変なこと言ってるかもしれません(猫の相手など)
よろしくお願いいたします
hqの夢小説を書いてみる
hq!!澤村大地くんの夢小説を書きたい書き方など普段どおりでいきます 最近書いてないから誤字脱字言…
みつ
@ ⁰ 天使 ? うん そう 天使
天宮 ぴぅ の 初配信 っ 嵐 トか ぁんち ゃめて − ✖
ぴぅ