ショタ宗くんとてのひらサイズのちょうちょみかを書きます
これは、みずきさんに言われたものです
ふだん書いているネタ出し→下書き→清書をそのままやります
学校が終わると、一目散に教室を飛び出した。普段は歩いて帰る道をきょうは走る。ランドセルが背中でかたかたと音を立て、頬を冷たい風が切る。追い抜いた同級生たちが驚いたように見てくるけれど、少しも気にならなかった。家に着くと、宗はただいまを言うのもそこそこに、階段を駆け上がり、二階の自室へ入った。息を切らせながら、後ろ手に扉を閉める。薄暗い部屋の電気をつけることもしないまま、ゆっくりと勉強机へと歩み寄った。
綺麗に整頓された机の上に、小さな箱がある。
細やかな装飾がいっぱいに施されたその蓋を、宗は、両手で、そうっと開けた。
「……いい子にしていたかい?」
透けるほど薄い四枚の羽。濃い群青と、夜のような黒。金の縁取りがかすかに震えたと思ったとき、箱の中に蹲っていた少年が、恐る恐る宗を見上げた。
怖いくらい整った白いおもてに、不安そうな、金と青の瞳。
宗の頭越しに、夕陽が差し込む。
自分だけの蝶を覗き込み、宗はにっこりと微笑んだ。
宗がその蝶をつかまえたのは、三日月がきれいに浮かぶ、おとといの夜だった。
もう寝る時間だというのに、宗はパジャマに薄いカーディガンを羽織っただけの恰好で、ひとり、部屋のベランダに出ていた。空はよく晴れ渡っており、
学校で嫌なことがあって ベランダに出て夜風に当たりながらぼんやりと庭を見ていた
ふと、花壇のあたりをふわふわとなにかが漂っているのに気が付いた
なんだろう?目をこらしているうちに、それが見事なアゲハチョウだと気づいた
花に止まって、羽を閉じたり開いたりしている
深い青い羽が月の光にきらきらと反射している
思わず目を奪われてぼうっとしていると、蝶がまた飛び始めた
ひらひらと不規則に飛び回り、蝶は宗のほうへと近づいてきた
胸が高鳴る
手を伸ばすと、蝶がまるで宗に気が付いたようにゆっくりと近づき指先に止まった
近くで見て、宗は思わず息を飲んだ
……蝶と目が合った。
カット
Latest / 103:31
カットモードOFF
02:11
一希
できてます!
02:54
みずき
はい
70:13
ななし@c8d72f
ガチの不審者になってしまって冷や汗が出た
チャットコメント
文字サイズ
向き
チャットコメント通知
しゅうみかをかくよ
初公開日: 2020年04月04日
最終更新日: 2020年04月04日
ブックマーク
スキ!
コメント
しゅうみかをかくよ