TxT Liveさんの使い勝手を試してみようパート2~。
今回はPCブラウザ編です。
さっきつい考えついてしまったので書きます。
・藍沢さんの恋愛ドラマに続きがあったなら、夢カンとジェネという別劇団の間で「まどかさんが」悩む話になっていたんじゃないか説。
(黒木さん灰羽さんのドラマにはちょこっとその尺があったけど藍沢さんにはそこまでなかった(※悩んだとは本人も言ってるけど)ので)
・夢カンから出てくるのは引き続き昴くんなんだけど、まどかさんに恋愛感情はない設定。なので三角関係とはちょっと違う。という話。
この前提で読んでやってもいいぞと思いましたらどうぞ~。
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『あのさ!このあとヒマかな?』
受信したトークの内容に少し思案してからOKのスタンプを押す。
『ちょっとだけなら大丈夫だよ。入り口のところでいい?』
今度は向こうからOKのスタンプがきたので、スマートフォンをしまう。
この日、私は夜に藍沢さんとの食事を控えていた。
待ち合わせ時間にはまだ早かったけれど、今日選んだレストランは商業施設の中にあるし早めに行って何かお買い物をするのもいいかもしれないと思って早めに出ることにしていたのだ。そうして荷物をまとめていた時に先のトークが着信したので、今行けばもう入り口のところにいるかもしれない。
(何の用事だろう)
トークの主は、普段こんな風に何も用件を言わないメッセージを送ってくる人物ではなかった。そのことに少しだけ、ほんの少しだけ違和感を覚える。そんな心持ちのまま退勤の処理をして入り口に向かうと、そこには今感じた違和感をそのまま表すかのような表情をした彼が壁に背をつけて待っていた。
長身に、鮮やかな緑のツナギ。普段は見る人の心をあたためてくれる笑顔を振りまいている昴くんが、眉根を寄せて俯き気味でいる。尋常ではない事態に、果たして待ち合わせ時間に間に合うかなと考えながら駆け寄った。
「ごめん、待たせちゃった?」
私の声に反応したのか、壁から背を離して私の方へと顔を向ける。
そのまま人ひとり分くらいの距離で向き合った。
「あ……ううん、大丈夫!オレこそ、いきなり呼んじゃってごめんね」
「大丈夫、このあと予定があるから全部聞けるかはわからないんだけど」
「予定」
私の言葉にそう言ったきり、昴くんの表情が曇った。何か気にかかることでもと思った矢先、
「それって、ジェネシスの人に会う予定?」
彼の口から発せられた言葉に、え、と思わず聞き返してしまう。
「えっと……」
言葉通りの意味であれば、それは間違いじゃない。会うのは藍沢さんなのだからジェネシスの人だ。
けれども今ここで昴くんが言っているのはどう見てもそんな『ただ会う』といったニュアンスに思えない以上、すぐに、うん、と言ってしまうのは何かが違う気がして押し黙る。そんな私の様子に何を思ったのか、次に彼から発せられたのは、あのさ、という大きな声だった。
「何か悩んでるなら相談してほしいんだ。オレ、キミの力になりたいから」
(悩み……)
それはもちろん、と言いたいぐらいにあった。
このまま藍沢さんとの関係を築いていくことが、果たしてお互いにとって本当にいいことなのか。
ライバル関係にある両劇団で、もちろんやましいことは何ひとつしていないといってもそれなりのプレッシャーは感じていた。だからこそ隣に並べるように、お互いが足を引っ張り合うなんてことはないよう気を付けておつきあいをしているつもりだった……けれど。
(言えるわけがない)
それを、仲間たちに言えるかと言えば話は全く別だ。しかも仕事上のつきあいではない恋愛感情というごく私情を、異性である彼らになど。
「……ごめん」
「まどか……」
悩んだ故に口にしたのはそんな言葉で、目の前で彼が肩を落とす。それを見て罪悪感が沸いた私が早くここから去りたいと口を開こうとしたとき、
「オレ、見ちゃったんだ」
聞きたくない。頭が判断しても、それを止めるすべはなかった。
「少し前に、公園で……まどかが、藍沢さんに手を握られてて。遠くからだったから、何か聞いたわけじゃないんだけど」
告げられた内容に頭が真っ白になる。そういえばあの時デートで歩いた公園は、昴くんがロードワークに出かけている場所だった。迂闊としか言いようがない内容に目を見開いた私へ、畳みかけるように言葉が重ねられる。
「藍沢さんがすごく真剣な顔でキミに語り掛けているのを見て、まどかが……ジェネシスに来ないかって言われたんじゃないかって!」
……ん? と思う間にも早口で言葉が続く。
「その場はどうしようって思ったけど帰って、そうしたら次の日からまどか、元気ないし。本当に悩んでるんじゃないかって、オレ」
「え、っと、その、昴くん」
何かおかしな話になっている、と今度は弁解の方向に口を開こうとした時だった。
「まどかさん!」
「藍沢さん…?!」
投げかけられた声に驚き、昴くんとふたりしてその名を呼んでから……体を、動かせなくなった。
彼が、見たことのないような無表情でこちらへやってくる。そのまま早足ではない普通の歩幅で私と昴くんの間にたどり着くなり、低めた声が昴くん、と彼の名を呼んだ。
「何を話していたかはわからないけれど、彼女は俺と待ち合わせをしていたんだ。もういいかな?」
「っ……」
静かに、しかし舞台上からよく通る声が向けられる。長身の昴くんよりも更に高いところから感じるのは、まぎれもない威圧感だった。やがて、はい、すみませんという声と一礼の後に彼が踵を返す。
「昴くん!」
呼んでも振り向くことのない背からは様々なものが滲み出ていて、それが劇場の扉の向こうに消えるまで目を離せずにいた。
「まどかさん」
藍沢さんもそうだったのかもしれない。
私を急かすことなくかけられた声は、常の落ち着いたものに戻っていた。
「予定より早く終わったから迎えに来たんだ。あとで構わないから、昴くんと何を話していたのか聞かせてくれるかな?」
「……はい」
つい、俯いてしまう。脳裏で昴くんの声が止まない。
大変なことになってしまった。そう思うばかりで思考がまとまらないまま、私は彼に手をひかれて歩き出したのだった。
本文はここまでです。(現在42:20)
ここから読んでみておかしいなと思った個所をちょこちょこ直していきます。
これならいいかな。
では最後に上の方にどーゆーこと?っていうのを書き足して終わりにします。(現在55:40)
終わった。
つまり、あれです。昴くんの3部っぽいやつ。
もちろんこのあと誤解が解けて晴れて夢カンメンツにも関係性がバレる話。
もしかするとこのあと夢カンメンツがオールスター(または陽向くん仁さんあたり)で出てきて、そこからジェネにも話が渡ってがっくんあたりが絡んでくるかもしれない。
「大事にされてんだな、お前」って特に顔もむけずに言い放ってくれるとよい。
以上です。ありがとうございました!!ちょうど1時間でした^^