朝が来たのかと思って、目を開けた。酷く億劫な面持ちはいつもながらの悲壮感を表していて、見れたもんじゃなかった。
 薄暗い部屋の中をどうにか漁って手元へとたぐり寄せたスマホに映る時刻は起床には早く、二度寝には短いなんとも微妙な時間だった。することも無いのだし、と無理矢理体を起き上がらせる。血が落ちていく感覚とともに少しの目眩。いつもの事ながら頭のぐらぐらには慣れない。
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