こたつというのは、日本の冬において欠かすことのできない家具である。
 もはや、人類の英知と言ってもいい。
 半纏を着込んでこたつに潜り込み、その暖かさを堪能しつつ、アイスを食べる。
 これぞ冬の至高の過ごし方というものだろう。
 時計は夜の九時を指している。
 こんな夜更けにアイス。そんな背徳感も、なかなかにいいものではないか。
 そんなとりとめのないことを延々とひとり呟いていると、ラインの通知音がした。
 親友とも悪友ともつかない、腐れ縁。
「おハロー、元気?」
 おハローとは、なかなかに懐かしい挨拶だ。
 何年前のゲームだよ。
「興味ないね」
 そう返事してやると、画面上に草が生えた。
「そう言わずに。おまえの好きな鍋の材料買ってきたから、今から鍋パしようぜ」
「は? 今からかよ」
「いいだろ、ほら、今から行くからな」
 反論むなしく、即座に鳴り響くインターホン。
――いや、早すぎだろ。
「おハロー! 鍋パしようぜ!」
「まったく、今日だけだからな」
「えー、いっけずぅ~」
 互いに、理解している。
 こんな何の変哲もない日常が、最高に幸せだということを。
了。
じゃあ、こんな感じで配信を終えてみる。
どんな風になっているのか、楽しみである。
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published byなな
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執筆開始 : 2019年11月19日 23:42
最終更新 : 2019年11月19日 23:57

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