なんだかよくわかりませんが、容量ギリギリのSSDの空き容量が10GBほど空いていたので、HDD買い替えたあとにしようと思ってたゲームを購入。しかたないじゃない、発売されたんだもの。みつを。
というわけで今回プレイしたのはこの作品!
褐色! 猫耳フード! 二刀流!という属性モリモリの主人公・レトラを操りダンジョンを踏破していくローグライト系ACT。
以前体験版をプレイしてなかなか面白かったので、今回の発売に合わせて購入しました。
ゲーム内容はオーソドックスなローグライトで、毎回構造が変わるダンジョンを進んでいくというもの。ダンジョンはすごろくのようなマップ構造になっており、敵が出現するマス、ショップマス、キャラ強化効果を持つ強化アイテム「アトリビュート」が入手できるマスなどがあり、プレイヤーはこれらをうまく利用しながらダンジョンを攻略していきます。
敵がいるマスに到達するとバトルスタート。弱・強攻撃や各種必殺技「アーツ」、回避やシールドを駆使して敵をなぎ倒す爽快感が魅力となっています。
いいアクションゲームの第一条件としては「キャラを動かしていて楽しい」があると思いますが、本作はその点は見事にクリアしていると思います。
まず主人公のレトラのキャラデザの時点で「勝ち」なので、ストアページを見た人はまず「このキャラを動かしたい! このキャラが動いているところをもっと見たい!」と思うでしょう。少なくとも本作をプレイした人に「このキャラを動かしていてつまらなかった」という人はいないはず。
キャラがゲームの顔というのは当たり前ですが、本作ではタイトル画面からバトル開始画面、ステージクリア画面までレトラが溌剌とした動きを見せてくれます。そして基本的にカメラアングルがドアップなのでレトラの魅力がマシマシ。しかもポージングが数種類あるので見ていて飽きません。
ボイスもキャラに合っており、プレイすればさらにレトラの魅力が見えてくるでしょう。
キャラの動きも軽快だし、バトルステージも十分に広い・カメラ位置がちょうどいいので、このテのゲームにありがちな「カメラが近すぎて敵の位置がわかりにくい」「ステージの端に追い込まれて視界が潰される」といったことがありません。
反面、システム部分に関してはかなり不行き届きな部分を感じました。
本作はダンジョン内で入手できる強化アイテムでキャラを強化する反面、ダンジョンを進んでいくにつれてデバフがかかります。このデバフをどう解消していくかが本作の重要なポイントだと思うんですが、このバフ・デバフがプレイしていてあまり体感できず、いわゆるキャラビルドによる性能の差別化が感じられませんでした。攻略が進んでいけば数値が積み重なって差異が感じられるのかもしれませんが、少なくともステージ1の段階ではステータスの増減があまり実感できなかったのはちょっと物足りなかったですね。
属性も同じようにあまり実感できるレベルになく、要素がゲームプレイにあまり寄与していない感があります。
また、キャラの動きが軽快でグラフィックも迫力があるのに対しSEが控えめで薄く、せっかくの迫力を減退させていると感じました。ここはアクションゲームとしてはかなり惜しいと思います。
また、ゲームシステムの要素もけっこう多いので、TIPSなどで情報をあとから見返せるようになるといいかな。
本作は基本的に1対多数の戦闘で、敵は遠距離攻撃、近距離攻撃タイプがあります。なので、状況にもよりますが敵の数も多いので、遠・近両方の攻撃に常にさらされることになります。これを回避とシールドを使い分けてうまく捌いていくのが本作の想定するプレイスタイルだと思われますが、敵の攻撃の予兆が表示されないので必然的に敵キャラのモーションを目視して回避、防御をしなくてはいけません。なので乱戦になるととりあえず回避連打で距離を離してチマチマ攻撃という本作が想定・期待していないプレイスタイルになりがち。回避と防御を使い分けるという想定なら、敵の攻撃の予兆をもっとわかりやすくしてほしかったと思います。
ストーリーもあるようですが、ゲーム中には現在のところその要素は反映されておらず、プロローグなどもなくいきなりゲームが始まるので、キャラの背景情報などが提示されないという点もちょっと残念。プロローグやステージ間の会話シーンなどがあるといいなと思いました。
また、これまでに集めた強化アイテムや敵の情報を見返せる図鑑や、総プレイ時間や敵の討伐数を記録してくれるれコードなどがあるとローグライク系のゲームとしてのやりこみ要素が増えるんじゃないでしょうか。
総合的な感想としては、ゲームが持っているポテンシャルは高いけれど、システム部分の不備がそれを邪魔しているといった感じでしょうか。しかしこれらの不備はアップデートで解消できるものだと思いますし、実際すでにアップデートの計画は出ているようなので、今後の調整に期待します。