もうすぐ7月も終わってしまうので、それまでに残りの例大祭新刊レビューを終わらせておきたい。
 今回は総集編が多かったのでなかなか時間がかかっています。
・泥舟ビスケット(泥舟海運)
 コマの端々で萃香さんが虐待されているみんなだいすきこうばワールド。
 今回はそんなゆかいでシュールな再録集。そしてサークル「泥舟海運」活動25周年おめでとうございます!
 今回は既刊や寄稿作品から全8作品を収録。
 それでは収録作品ごとに感想を。
・今週の紅魔
 満面のおぜうさまの笑顔。それはトラブルの始まりの証。
 というわけで、今回もみんな大好き紅魔イベントが開催。メイド妖精たちの表情も一様に「はあ……またか……」みたいな顔で生気に溢れています。
 というわけで今回の紅魔イベントは楽しい楽しい釣り大会! そしてなんとかしておぜうさまを勝たせなければいけません。
 こうばワールドにおけるパッチェさんは萃香さんに次いでひどい目に合ってる印象ですが(そしてほぼ自業自得)今回も自爆オチで見事に散華しててわろた。
 あと今回は個性豊かな妖精メイド'sがたくさん見られて俺によし。
・もみかき
 誰しも人に見られたくない行いのひとつやふたつはあるもの。
 文々。新聞に4コマ漫画を乗せることになった椛。しかしその筆はあらぬ方向に滑っていき……。
 本能的に秘密を暴こうとする文と必死に秘密と尊厳を守ろうとする椛の仁義なき戦いが今始まる!
 椛の書いたマンガの内容もなかなかひどいですが、土曜ワイド劇場みたいなオチもひどくて好き。
・稗田阿求誘拐事件 犯人は咲夜
 人里の重要人物である阿求が白昼堂々誘拐された! 犯人は誰だ!
 わたくし人形使いはこうばさんの作品はもうずいぶん長いこと楽しませてもらっていますが、なんかこう……咲夜さんのやることがもうなりふりかまわなくなってる気がするというかもうこれただの不審者じゃないですか……。
 あと探偵として「ギャオー!」の雄叫びも勇ましくおぜうさまが登場したときの絶望感は、おぜうさまがこうばワールドでどのような扱いを受けているのか端的に理解できる名シーンだと思います。妹紅の迫真の表情、何回見ても笑ってしまう。
 ラストはキャンプファイヤーでハッピーエンドだ!
・もてなしてい
 こうばさんはけっこうまんべんなくさまざまな東方キャラを描いている印象ですが、本文にもあるとおりやはり永遠亭がこうばワールドの出発点と言えるでしょう。ああ懐かしきエーリングセンス、イナバケンチャラポン……。
 わけてもこうばさん描かれるところの姫様はふわふわプリンセスといった感じで好き。「いんた~なしょなるになるべきなのよ」のところとか最高にふわふわ。
 そして今回は永遠亭と紅魔館の大コスプレ大会なので、いつもとは違う装いに身を包んだ面々が見られるのも大きな魅力。中でもえーりんのコスプレのセレクトになんらかの悪意を感じます。
 あと着物姿ではしゃぎまくりのおぜうさまで寿命が5000兆年伸びました。
・not forgive
 今日もいつものようにいたずらに精を出す三妖精。しかし彼女らは誤って、幻想郷の大賢者こと八雲紫に牙を向いてしまう……!
 なんかすごく久しぶりに正装してる紫さまを見た気がしますが、その次のページで「高圧ガス」ですよ。このセンスこそこうばワールド。当時読んだとき内臓が全部出るくらい笑いました。
 そしてここで「もう少し泳がせる」という選択肢を取ってしまえるのが実にゆゆ様。
 あと久しぶりにモグリア様のお姿を見られたので満足。
・傘求
 小傘と阿求の珍しいカップリングのミニマンガ。小傘ちゃんのほぼ小型犬みたいな行動が好き。阿求はもっと小傘ちゃんを怖がらせるべき。
・恐怖の味噌汁
 信頼と伝統の萃香さん虐待。
 まあでもこうばワールドにおける萃香さん虐待はよくよく考えると萃香さんの自業自得であることが多々あるので自業自得です。
 でもなんか今回のは家庭内格差というかネグレクトというかそっち方向の闇を感じずにはいられません。
・レスキュー495
 みんな大好きフランちゃん、今回はレスキュー隊に挑戦だ!
 まずフランちゃんの寒冷地仕様があまりにも可愛すぎて憤死。
 そして救助用のワインで酔っ払ってたときに出くわしたレティさんに顔も覚えていないお母さんの面影を垣間見たと思ったらまさかのイエティオチなのが実にこうばワールド。
 あとこうばさんが描かれる中ではけっこうレアな印象のある秘封倶楽部の二人が登場しているのも見逃せないポイントです。
 今日はここまで。 
 
 
 
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第二十三回博麗神社例大祭新刊レビューその11
初公開日: 2026年07月22日
最終更新日: 2026年07月22日
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