実はまだまだ残っている冬コミ戦利品レビュー。今回は珍しくゲームの体験版を手に入れたのでレビューしていきます。
・脱走兵と機械人形体験版(十二支蝶)
ゲームボーイを意識した白黒グラフィックが特徴の一作。
舞台は防護フィールドで外界から隔絶された孤島、サードリーチ島。かつて機械人形を率いて戦っていた主人公・ノシアは軍を脱走して隠れ家に潜んでいます。ノシアは戦闘継続中の昼間を避けて、夜間に周囲の廃墟から食料を始めとする資材を探すサバイバル生活を始めます。
先行体験版ということでまだまだ未実装の機能も多いですが、ゲームの雰囲気と概要は十分楽しめました。
前述の通りゲーム本編はゲームボーイのグラフィックと音源を意識した白黒かつチップチューンのBGMなんですが、最初のメニュー画面のみあえてカラーにしてるのがいい。メニュー画面ではゲームスタート以外にもサウンドモードとゲームマニュアル(内容は未実装)が見られるんですが、サウンドモードはカセットテープをデッキに入れる、ゲームマニュアル表紙はゲームボーイのマニュアルのデザインを意識したものになっているなど、トシがいっているゲーム好きの心をくすぐってくれます。
ゲーム本編のスタート時もカートリッジを挿入して電源を入れるというプロセスがあり、さらにゲーム本編の画面もゲームボーイの画面風になっているというこだわりが泣かせます。個人的にはすみっこに電源ランプが欲しかった。
そしてゲーム本編も、限られた音数のBGMと白黒のグラフィックによく馴染む「静」の雰囲気が色濃いAVGとなっています。これ、主人公の活動時間帯が夜間っていうのも多分関係してるでしょうね。
ゲームの流れは、食料を確保しつつ島内の各所を選択・探索するというシンプルなもの。体験版の段階ではすべての探索箇所の危険度や見つかるアイテムは同じになっていますが、製品版ではこれがどのように差別化されていくのかが気になるところ。探索箇所はかなり多いので、製品版では豊富な探索のバリエーションが期待できそう。
本作はAVGということで基本的にどのパートも文章量がけっこう多めになってますが、ゲームボーイ風のグラフィックでフォントがちょっと小さめなので画数の多い漢字が潰れ気味で読みにくいところが多かったので、そのへんが改善されるとプレイしやすくなるかも。
今回の体験版では探索パートにてヒロインである損傷した機械人形を発見するまでがプレイ可能。今後このヒロインとどんな物語が展開されるのか楽しみです。
今日はここまで。