溜まっているのは紅楼夢・秋例大祭戦利品レビューだけではないのです。
 最近になってチェックしてたゲームの体験版がいつくか出ているのでそっちもレビューしていきますよ。
・夢幻桜楼閣 体験版(電猫遊戯)
 爽快感抜群の3Dアクションとダンジョン探索型ローグライトを融合させた作品。
 Twitter(頑なにXとは呼ばない)にて作成過程のキャラ動画がカッコ可愛かったのでチェックしていました。そしてこの度、めでたくsteramにて体験版が配信されたのでさっそくプレイしてみました。
 当然のことですが、アクションゲームはキャラを動かしてて楽しいのがいちばん。その点、本作はキャラを動かしてて実に楽しい。軽快かつ豊富なアクションで楽しめます。
 また、アクションゲームは「このキャラをこそ動かしたい!」という願望も叶えてほしい。本作はまず主人公であるレトラのデザインがすごくよく、このキャラで激しいアクションを楽しみたい!という願望を十分に満たしてくれました。
 このレトラのキャラデザがまたかっこかわいいんだよな。猫耳フードで褐色で双剣使いという属性モリモリのキャラなんですが破綻なくまとまっていると思います。特にベルトを猫シッポに見立てたところが好き。
 ゲームキャラのデザインは見た目だけで終わるものではありません。特にアクションゲームならそのキャラがいかに「らしい」アクションをしてくれるかでまた大きく魅力が出てくると思います。
 その点レトラのアクションは、「この見た目ならこういうアクションが似合う、こういうアクションをするに違いない」というデザインからの魅力の深堀りによる説得力を感じました。特にステージクリア時の決めポーズがどれも好き。ボイスも相まって、まさに「溌剌」という言葉がぴったりだと思います。
 個人的な良ゲー判定基準のひとつが「キャラを動かしてるだけで楽しいゲームはいいゲーム」なんですが、その点本作はまさにレトラを動かしてるだけで楽しいゲームです。
 そして、3Dアクションの宿命的な課題とも言えるのがカメラアングル。どれだけキャラデザが良くてもグラフィックが豪華でもカメラアングルに問題があると快適にプレイすることはできません。
 その点本作は、少なくとも自分がプレイした範囲ではカメラアングルに由来するゲームプレイの支障はなかったと思います。
 これ、戦闘フィールドの大きさのバランスが勝因なのかなと思いました。本作の戦闘はオープンワールドやリニア構成ではなく、限られたフィールドでの短時間のバトルというスタイルとなっています。
 最初にプレイした時は、敵や自キャラの大きさ、そして敵の数に対してフィールドがちょっと広すぎるように感じたんですね。しかしステージを進めるごとに、だんだんこのフィールドの広さが最適解なんだろうなと感じてきました。
 本作は敵とにらみ合いつつ隙を伺うタイプではなく激しく動いてフィールドを駆け回るタイプのプレイスタイルなので、オープンワールド形式ではないとは言えある程度の広さのフィールドは必要ですし、前述の通りカメラアングル由来のプレイの支障を取り除くためには「自キャラと敵を画面内に過不足なく収められるだけの広さ」が必要で、その回答がこの広さなのかなと思いました。
 そしてもう一方のローグライト要素なんですが、これはうまく噛み合ってると思いました。個人的には違うジャンルのゲームを組み合わせると食い合わせがうまく行かないこともよくあると思いますが、本作の3Dアクション+ローグライトという組み合わせはうまく行ってると思います。
 その理由はテンポだと感じました。本作のローグライトパートはすごろくのように並んだマスを進行していき、敵のいるマスに止まると戦闘が発生するという流れなんですが、アクションパートに要する時間が長すぎないのでローグライトパートの進行を阻害していない。そしてローグライトパートも敵マス以外にキャラのパラメータを強化したり回復したりするマスがあり、適度な運要素があっていいと思いました。何より先の見えないダンジョンを探索していく感覚がしっかり味わえました。
 ちょっと気になる点としてはアクションパートでロックオン機能が実装さされてないことかな。本作では多対一の戦闘がメインなんですが、いわゆる無双系アクションというわけでもありません。そのため、複数の敵の中で特定の敵に集中できるロックオン機能はバトルパートの爽快感に加えて理不尽感をなくすのに重要だと思うのでぜひとも実装していただきたい。
 また、ローグライトパートの各種パラメータの上下のバランスが、かなりデバフ寄りに偏重してる気がします。いわば、ゼロからスタートしてプラス方向にキャラを強化するのではなくマイナス方向に低下するのをなんとかゼロのラインに保つようなバランスになってると感じました。
 これだと初回から高難度・悪条件でのクリアを前提とした隠しダンジョンをプレイしてる感があるので、ノーマルモードにはそぐわないんじゃなかろうかと思います。
 などなど、体験版プレイ時点で感じたことをいろいろ書いてみました。
 今後のアップデートを期待しています。
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「夢幻桜楼閣」体験版プレイしました!
初公開日: 2025年11月02日
最終更新日: 2025年11月02日
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