もはや昨今の寒暖差には文句を言う元気もありません。自律神経はもうだめです。
などと嘆きながら紅楼夢戦利品レビューを続けましょう。
・東方Vyuber総集編 Vtuberの日々(さばーい出版)
バラエティ豊かな視点からの二次創作で毎回な楽しませてくれる本サークルさんの今回の新刊は、東方キャラがVtuberになったら?という東方Vtuberシリーズの総集編。全4作+描き下ろしが収録されています。
それでは収録作品ごとに感想を。
・Vtuberパチュリーの日記
本サークルさんの作品のメインキャラの一人とも言える万年引きこもりのパッチェさんが一念発起、Vtuberに転身だ!
個人勢だからってやりたい放題のパッチェさん、寝落ち配信とかいかにもやりそうで笑えます。ゴキブリASMRをやってしまうあたりで完全にイロモノ方向に舵を切ってしまってる……。
そして体力ゼロなので3D配信が不可能ということで代役に抜擢されたおぜう様、付き合いいいな。めーりんは相変わらず制御不能です。
といったVtuberの楽しい側面だけでなく「憧れのVtuberの中の人が近所のオッサンだった」という闇の部分も見せてくれます。そんなの見たくなかった……。
・Vtuberかぐや姫の日記
さばーい出版ワールドにおけるもう一人のトップオブひきこもりである輝夜もまたVtuberになるのはもはや必然と言えよう。
本サークルさんの作品は基本的に「東方キャラが〇〇だったら?」というスタイルで描かれていますが、本作も「輝夜がVuberになったらこういうことが起きるだろうな」という説得力があります。輝夜が配信してたらぜったいてゐがいたずらしに来るだろうしな。あと実年齢4桁のくだりとても好き。
触発されて妹紅もVtuberを始めましたが妹紅は妹紅でこういうことやりそう。ずっと静止画が流れてる伝説の放送事故はぜひともアーカイブを残してほしい。
・Vtuber霊夢の日記
東方Vtuberシリーズの3冊目ということでだんだん規模が広がっていきます。今回はいつもどおり困窮した霊夢が群雄割拠のVtuber界に殴り込みだ!
本サークルさんの香霖は地味に裕福というか富豪なんだよな。ゆゆ様に何回も店舗の食料を食い尽くされているというのに毎回復活してるし、今回はVtuber事務所建ててるし。
前述の説得力の話なんですが、魔理沙がVtuberにならずに裏方をやってるのにも説得力を感じます。
そして謎のVtuberぴょこらはいつ見ても危ない橋すぎる。
・Vtubers香霖堂プロの日記
ついに箱企画! 幻想郷最大手・香霖堂プロの内情に迫ります。
雑居ビルの一室から初めてビル建てるところまで行ってる香霖堂プロすごすぎる。
というか香霖堂プロ最初のVtuberがバ美肉おじさんというのがあまりにも飛び道具。
そして3冊目となる今作は今まで以上にVtuberの闇が滲み出しており、うっかりプライベートで口調が出てしまう、身バレ全開配信事故、人身売買、ノリで作られたパクリキャラが人気爆発、身内に嫌われるなどなかなか笑えないネタが目白押しで笑えました。
・描き下ろしマンガ
おまけマンガではさらに闇が深くなってるのは気の所為でしょうか。中の人が全員知り合いとかバ美肉おじさんがオフコラボ嫌がられてるとか一緒に暮らしてる相手がVtuberとか。
でもやっぱりいちばん危険なのはぴょこらなんだよな……。
今日はここまで。