その日の帰り道はよく晴れた空だった。冷んやりした空気に白い息を吐きながらふと見上げた藍色の空。いつもより多くの星が瞬いていた。点々と白い光が散らばっていて、星の名前は何だったかわからない。このあいだ理科の授業で習ったと思ったのに。
適当な星に適当な名前を付けてみる。そうだ、だいこん座とかあったら面白いだろう。今日の夕飯はおでんだと知らされていたから、ふとだいこんのことを思い出して空の星に命名する。太陽が沈んでだいぶ経った暗い夜空にぴかぴかとかがやくだいこん座。うん、美味しい。
しばらく立ち止まって空ばかりを見上げていた。ふだんならまっすぐ家に帰るのに、今日はふしぎとこの星たちに惹かれている。
おしまい!
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向き
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初めましてですぞ
初公開日: 2025年02月13日
最終更新日: 2025年02月13日
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コメント
一次創作小説修練場
500文字くらいで息切れするのでそのへんを目安に終了します。