神父Nと吸血鬼Zの話
無神論者の神父と信仰される側の存在
お互いが出会ったことによりだめになる話←今までが崩れる
世界は一つで二人だけでいいEND
→新しい場所で新しく生きていく
→顔をつぶす?死んだことにする?
死体→墓地から回収(教会に隣接しているイメージ)
「幸せ」と「幸福」の違い→主観は「幸福」
ネタ曲
・Wanderers
・奇祭狂祭
・torpor
・再会
notアニメ!!!!!!!!!
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信じる者は救われるとはよく言ったものだ。
信じるその対象がなんなのか本当にわかっている人間なんていない。
ただただ色のついたガラスの向こうの光に頭を下げているだけだ。
「さあ、祈りましょう。御主は我々を見ておられます」
「あ、」
「……不法侵入ですよ」
「はぁ…で、名前は?」
「意味なんてないんだから、捨てちまえよそんなもん」
「私の言葉で今一度語らせてはくれませんか?今度はきちんとお話しましょう。赤裸々に、ね」
ザワリと教会内の空気がどよめいた。
信徒はそれぞれに不安や苛立ち、悲しみの表情を浮かべているが、誰も口を開く者はいない。いるはずがない。
話は最後まできちんと聞きましょうと説いてきたかいがあったな、と一つ頷く。
誰も彼も二つの目を自分に向けていた。誰にも見えていない、屋根にほど近いところで飛んでいる葛葉でさえそうだった。
その赤い色は心底楽しそうに歪んでいて、今か今かと心待ちに輝いている。
それを一瞥して、僕は口を開いた。
いつも通り話したつもりだ。難しい言葉ではなく、誰もがわかるような言葉で話した。
けれど、受け入れられるかはやっぱり別みたいだ。
長い長い夢を見ていたんだと、誰かが呟くのが聞こえた。
*:*:*:
ゴロリと二つの死体が転がった。
背格好が自分たちによく似ている二体に、それぞれがよく着ていたと認識されていた服を着せてある。
死体たちが誰だったのかを判別するのは難しい。顔はとっくに潰してしまっていたし、そもそも教会にもめったに祈りに来たこともない二体だ。そういう"教会とは縁遠い"二体を選んだのは、少しでも目くらましになればいいと思ったから。
「全身が焼けているうえに顔もわからないときたら……ほぼほぼ断定されるだろうな」
「そうだね。念のため衣服には血をつけてあるし、誤魔化されてくれたら御の字かな」
燃え盛る炎が赤く染めている。熱風が翼を上へと押し上げ、さらに高度を上げていく。
そうして二人はきっとどこかの世界で幸福に暮らしているのでしょう。めでたしめでたし。