マジで何も思いついていないので、どんなストーリーなのか私にも分かりません
※現パロなことだけ確定しています
「貴方は何というか」
「うんうん」
「うるさいんですよね」
「この雰囲気で第一声それ?」
「私はもっと静かな方が好きなので」
例えば、夕暮れが橙色をしているというのは、共通幻想だ。
本当に美しい黄昏時は、薄く、青い。
幼い子供の手を引いて、家路をゆく親子の背中にかかる日暮れこそこの世で最も美しいものの一つである。
*
「暇でしょお前」
「暇じゃありません」
「暇だよ。僕に比べたら誰だって」
「傲慢にも程があります」
「事実でーす」
「事実であろうとその事実をひけらかすのは傲慢ですよ」
「事実に即して己を律する奴は言うことが違うね」
*
「嫌ですよ貴方のスキャンダルに巻き込まれるのなんて」
「いいじゃん。お前もそんな所で蹲ってないでさ、こっち側来いよ」
「蹲っていませんし、そちら側もこちら側もありません。貴方と私がいるだけです」
レーザービームと、スポットライト、スモーク。
*
しんみりパート????
「傑とM1で優勝した時さあ、まあ色々言われたワケ」
「はい」
七海ですら覚えている。
「もうマジでどうでもいいことばっか!雑魚の言うことなんてクソどうでもいいし、俺が一番面白くて、傑と一緒なら天下とれるって分かってんのにさあ」
「アイツ糞真面目なんだよなあ」
「『私は別に世界中を笑顔にしたいだなんて高尚な目的は持っていないけれど、舞台に上がって笑わせる人の数より、私たちを指さして迫害して争う人の数の方が多いのは』」
別にいーじゃん。俺とお前が面白けりゃそれで。他の誰が面白くなくても、俺らが楽しければ、俺らの世界はそれで回ってんじゃんって、あの馬鹿全っ然分かんねえの。
「それで、無期限の停止、ですか」
「そ。別に誰が笑わなくてもいーけど、傑が笑えねーんじゃつまんねーだろ」
「何故その話を私に?」
「お前が聞きたそうだったから?」
「貴方が話したかったのではなく?」
「同じだろ」
「違うと思いますが」
「同じだよ、結局は」
「俺は天才で、最強で、お笑いだって演技だって歌だってダンスだって、やったことねえけど多分落語とか歌舞伎だってできるし、スポーツやりゃオリンピックで金メダル、料理やったら三ツ星で絵を描いたらルーブル独占!」
マジだよ。分かるんだ。俺は『そう』いう風に生まれた。多分前世で馬鹿みたいに徳積んだんだろうな。
「だからまあ、俺の事崇め奉って憧れて尊敬して褒め称える気持ちは分かる」
「俺の事妬んで憎んでやっかんで、唾吐いて呪う奴のことも」
一人で完結してるから
**
「貴方のせいで大損ですよ」
「え~~知りませ~~ん」
「そうですね。貴方は知らない。私も知らないことです。そういう話ですから」
「で、どんぐらい損したの?」
「してませんが」
「は!?ついさっきと言ってること違うじゃん!」
「貴方の発言と企業の業績、動向、社外向けの企業ポリシーとの乖離……ヒントはいくらでもありましたので、下がる前にさっさと撤退してます」
「うっわ、つまんねー!」
「私が言ったのは機会損失の話です」
「そもそも貴方、サステナビリティとは無縁の生活でしょう。貴方を起用する訳がない。一瞬でも信じた私が愚かでした」
「貴方は一体何がしたいんですか?」
「え?七海と遊びたいだけだけど」
「私『で』遊びたいの間違いでは?」
「同じだろ」
「違うと思いますが」
*
「五条さん、貴方何してくれてるんですか!?」
「えー?五条悟のサプライズプレゼント的な?」
「ふざけるな!」
「わお、七海の敬語取れるのレアじゃない?」
「ああもう畜生、損害賠償いくら貰っても割に合わない」
*
「いつか、貴方にも分かる」
「何が?」
「全てが景色に変わる瞬間が」
*
「げ、僕それ嫌い」
「読んだことあるんですか?」
「まあね」
クソつまんなかった
「そうですか?今の所そんなにつまらないという感じはしませんが」
「ゲロゲロ、これだから根暗は」
「成程、喧嘩がしたかったと」
「待て待て待て、お前マジで握り拳振りかぶり選手権一位か?早すぎんだろ。もうちょい考えろよ他人を殴ることに対して」
「笑える方がいいじゃん」
「……そういえば貴方、お笑い芸人でしたね」
「そうだよ」
*
ピンでやってもいいけど、ピンでやってもつまんないしなあ
「いや。僕がつまらないってだけで、ドッカンドッカン笑い取れる自信はあるけどね」
*
「別に、辞めればよくね?」
「辞めればってそんな軽々しく」
「軽いだろ別に。命がかかってる訳じゃなし」
「それは、でも、スポンサーとの契約だとか」
「あー、まあそのへんは違約金払うんでも、契約切れるまではやり切るんでもどっちでもいーけど」
「お前がいたくねーんならやんなくていーだろ」
「別に俺なんだってできるし」
*?
「大切だ、とか、無くしたくない、とか、いちいち言うの恥ずいじゃん」
「子供ですか」
「子供も大人もなくね?こういうの」
「それは、そうかもしれませんが」
「お前が唯一だー、とか、お前さえいればいいんだーとか、言えば言うほどぺらっぺらな気がするし、俺は口先だけじゃなくて行動で魅せる男ってわけ」
「それで伝わっていなかったら本末転倒だと思いますが」
「お前、遠慮なさすぎねえ?」