ひたすらに疲れた。近江連合直参幹部が集まる会合に参加していた鶴野は、若頭補佐である獅子堂が運転するセダンの後部座席にどかりと座り、普段はしないネクタイを緩めながら大きくため息を吐いた。
「お疲れですね。カシラ」
ちらりとバックミラーから覗く視線に、鶴野はうなずいた。
「ああ。ホンマ疲れたわ。どいつもこいつも、自分の事しか考えてへんアホばかりや。好き勝手ぬかしおって」
会合の内容を思い出し、忌々し気に舌打ちをする。
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獅鶴話。
初公開日: 2024年03月28日
最終更新日: 2024年03月28日
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