誰もが待ち望んでいた作品のマサラ上映、開催されるべくして開催されたマサラ上映、そして我らがサンサン劇場の今年最後を飾るマサラ上映はこの作品だ!!
 豪華二本立てで上映時間は休憩時間40分含めて14:00~20:10のなんと6時間10分!
 土曜とはいえ14時という早い時間からの開催となりましたが、今回の戦場となるシアター4は言うまでもなく満席! そう、塚口の上映スケジュールは全てに優先するのだ!
 チケット発売時からすでに戦いは始まっている。3分時点でほとんどの席が埋まるという激戦をくぐり抜けてきたマサラ戦士たちが、今年最後の祭りに塚口に集う!
 待合室はもういつもの感じとも言えますし、いつもの感じとも言えま……いや明らかに熱量と人の数が違う! 刃牙だったら背景がぐにゃあああ~って歪んでる。修羅の刻だったら背景にチリが飛んでる。
 そんな猛者ばかりが集った今回の塚口、大量の密輸品(お土産)を頂いてしまいました。
 わたくし人形使い、今年もたくさんのマサラ上映に参加して山ほどの金銀財宝を頂いてきましたが、今回は特に金目のものが多くウハウハです。全体的に金塊が多いのが笑えました。そこかしこで金塊の交換が行われている塚口、完全にカタギの世界ではない。すぐそこに交番あるのに大丈夫なの?
 カタギじゃないと言えばそもそも塚口サンサン劇場が完全に普通の映画館ではないという。
 普通の映画館は上映前のスクリーンにこんなの映さない。
 まいどまいど凝ってる上映前の映像に感動しているとどんどん席が埋まってきます。マサラ上映の楽しみはそれこそ無数にあるわけですが、個人的に満席になったときにじわじわと座席が埋まっていく光景が好きだったりするんですよね。シアター内の空気感がだんだん魔界のそれになっていく……。
 そしてシアター内の空気が魔界のそれになったその時、魔界の住人が登場だ!
 我らがサンサン劇場の支配人、シネマイスター☆トムこと戸村支配人がロッキーを称える民衆がごとき拍手を受けつつ登場。いつもながら登場しただけでこれだけ場が湧く劇場支配人もなかなかいないよな。
 恒例の前説、今回が初K.G.F.の方、初マサラの方、初塚口の方に温かい拍手が向けられます。この中の何人が塚口の沼に落ちるのか楽しみです。(邪悪な笑顔)
 そして前説も終わり、いよいよ予告からの上映開始!
 みんな大好きタイガー・シュロフ主演「フライング・ジャット」の予告の時点で完全本気の歓声とクラッカーが炸裂! 塚口のマサラ上映にペース配分という言葉は存在しない! いつも本気の映画館、サンサン劇場。
 そんな感じでまだ本編が始まってもないのに密輸したカラシニコフ撃ちまくりでサンサン劇場の民が迎えるのは、これまたみんな大好き「TWIN」の4文字。神聖なアルファベット4文字というと宗教的なアレがアレなので下手をするとこのブログの更新が今日限り途絶えてしまう可能性すらありますが、塚口の民にとって神聖なアルファベットといえばこれなので安心です。
 そこから上がったテンションの下がりどころはゼロ。ロッキーが密輸したカラシニコフに負けないくらいの銃声が響き渡り、ロッキーに魅了された民衆のごとく歓声を上げる。
 「映画を見ること」なら自分ひとりでもできますし、わざわざ映画館に足を運ぶ必要はありません。しかし、塚口のマサラ上映では自分ひとりだけでは決してできない、「ここでクラッカーを鳴らしてほしい!」「ここで歓声を上げてほしい!」というタイミングでクラッカーを鳴らし歓声を上げてもらえるという体験ができるわけです。
 作中では、物語の舞台にして中核となるコーラーラ金鉱ではたくさんの人々が奴隷として強制労働させられていました。彼らはひとりひとりは無力な人々。しかし、彼らは共通の信仰対象であり救い主であるヒーロー、ロッキーを中心として団結することで反乱を起こし、巨大な帝国を作り上げます。
 それはこの作品を中心として団結する我々も同じ。ひとりひとりでは決してできない熱狂を作り出し、シアター内はまさにもうひとつのコーラーラ金鉱、否、コーラーラ鉱山そのものとなる! 今回の盛り上がり、熱狂、楽しさは今日サンサン劇場に集った人々、そしてサンサン劇場のおかげです。
 というか塚口のマサラ上映の満席状態で100人超えの人数で一斉にクラッカーを鳴らして歓声を上げるという異常な状況下で現実と作品世界の境界線がだんだんゆるふわになっていく感覚は地球上でここでしか味わえないのでまだ来てない人はぜひ来てみてくださいね。(沼から伸びる手)
 というかこの作品を見てみんなで「サラームロッキーバーイ!!」と叫びたくならない生命体などこの宇宙に存在するわけねえだろ!! なおシティーハンターを見て「Get Wild」が歌いたくならない生命体もこの宇宙に存在しないことが証明されています。(要出典)
 今さら言うまでもないことですが言いますね。「ロッキング・スター」ヤシュ氏演じるロッキー、あまりにもカッコよすぎる。今まで見てきたインド映画でカッコイイキャラクターはさんざん見てきましたが、今作の主人公であるロッキーはまた独特のかっこよさがあります。
 これは以前書いた初見のときの感想でも書きましたが、ロッキーのダーティなダークヒーロー的魅力たるや。もうロッキーがなにかするたびに客席からは歓声とクラッカーが彼を称えます。もうその場にいるだけでカッコイイ。
 人の心理には「自分が好きなものを他の人にも好きになって欲しい」というものがあると思いますが、今日この場に集った人々の誰もが、ロッキーのこのカッコよさを他の人と共有できたことと思います。もう気分は徳川のじっちゃんですよ。刃牙の。ワシもじゃッッッ ワシもじゃみんなッッッ 全選手入場ッッッ!!
 そうした「好き」が文字通り爆発するのがchapter1における最大の盛り上がりどころである「Salaam Rocky Bhai」です。当然のごとくここに限り今回はスタンディングOK。「スタンディングOK」とは塚口の隠語で「スタンディング強制」の意である! チェスト塚口!
 ここの盛り上がりは文字通り筆舌に尽くしがたいものでした。もう最高としか言えない。完全にライブ会場と化してた。ペース配分なんて言葉はもはや頭から吹っ飛んでます。
 ここの手拍子と鳴り物がまた見事なんだよな。全員半年くらい練習してたのか?ってくらいの練度だった。これをほぼ初対面の集団でやるのがまた楽しいというか脳内麻薬が出まくり。もうこのブログ書いてる時点で次のマサラが待ち遠しくてたまらないです。塚口マサラスパイラル。
 そしてそんな盛り上がりのうちにchapter1は終了。しかし一流(われら)にはその先がある!
 chapter2に続く!
 
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塚口サンサン劇場「K.G.F. CHAPTER 1&2」連続マサラ上映戦い抜いてきました!前半戦
初公開日: 2023年12月09日
最終更新日: 2023年12月10日
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