夏コミも終わったので見てない作品をどんどん見ていこうということで、今日も塚口に。
今日見てきたのはこれ!
なんというか完全に国辱なんですが大丈夫なのかこれ。
タイトルの通り、かの古典的児童文学「アルプスの少女ハイジ」を大胆に翻案……というか徹底的に魔改造してエログロ満載のR-18B級映画にしてしまった本作、こういうのが好きな人にはたまらない作品のようなのでこれは見なくてはと身構えてたんですが、案の定というかなんというか塚口でやるとのことだったので見てきました。しかも字幕版と吹替版を日替わり上映という明らかに間違った方向への力の入れ具合で、塚口のLow Intelligenceを感じます。今回は吹替版を見てきました。
さて感想なんですが、いやーもうバカじゃないのバカじゃないのもう大好き。
もうのっけから「違法チーズ」とかいうドンブラザーズでしか出てこないワードが出てきてめまいがしてきます。
さらに登場人物が全員アレで話の展開がアレで絵面もアレなんですが、特に本作の悪役であるスイスの独裁者であるマイリ大統領があまりにもいいキャラ過ぎて画面に出てくるだけで笑えてしまいます。このアホっぷりは吹替版ならでは。そしてアルムおんじが完全にスネークじゃねーか!!!
このように本作はもうツッコミ始めると過労死が確定なので、羊飼いのペーターが禁制の山羊のチーズを密売していていたり、それが発覚して開始10分でモータルコンバットばりに頭をふっ飛ばされたり、囚人がチーズフォンデュの刑に処されたり、食べたらゾンビになるチーズが開発されたり、復讐を誓ったハイジの目の前に謎の女神が現れたり、ハイジが日本刀やらハルバードやらを振り回してコロッセオで戦ったりしてても一切突っ込んではいけないのです。
このように本作は全体的にトンチキな作品となってるんですが、中でもいちばん扱いがひどいのはどう考えてチーズだろ。制作陣はチーズをなんだと思ってるんだ。
とまあ本作は徹頭徹尾おバカな作品となっています。なんかこの方向性覚えがあると思ったらあれだ、「翔んで埼玉」だわこのノリ。
しかし本作、考えてみれば「圧制者とレジスタンスの戦い」「囚われの身となった主人公の復讐劇」といった背骨の部分は改めて考えると意外なほどしっかりしているというか真面目に作られているんですよね。
というか本作、
・支配と抑圧からの脱出のための戦いがテーマ
・立ち上がった主人公が一度は囚われ鎖に繋がれる
・サンドバッグを打ち破るシーンがある
・バイクに乗るシーンがある
・ラストは敵の本拠地が大爆発
つまり本作「マッド・ハイジ」は実質「RRR」だったんだよ!!!(※脳にチーズが回っている)