「劇場総集編SSSS.GRIDMAN」「劇場総集編DYNAZENON」を経ての、両作品がクロスオーバーしたまさに夢の作品「グリッドマンユニバース」。
 見た人からは軒並み絶賛という名のグリッドビームが放たれており、大好評となっていました。
 印象的だったのが、「これが見たかった、これが欲しかったと思っていた要素が全部入っていた」という声が非常に多く見られた点。
 まさにそうです。「グリッドマンユニバース」では、蓬とガウマの再開、両作品のキャラクターの集結、グリッドマン&グリッドナイト&ダイナゼノンの共闘、予想外のアカネくん&アレクシスさんの参戦、そしてとうとう成し遂げられた裕太の六花への告白と、見たかったものがすべて入れてくれたまさに幕の内弁当な作品に仕上がっていました。
 
 しかし、皆さんにはひとつだけ満たされなかった欲求があったのではないでしょうか。
 「グリッドビーム!!」「必焼大火炎!レックスロアー!!」と叫びたい!
 六花に告白しかける裕太を応援してあげたい!
 久々に登場した新世紀中学生のみんなの名前を呼びたい!
 浮かれポンチ大怪獣と化した夢芽と一緒に裕太と六花を冷やかしたい!
 クライマックスでガウマ隊のみんなと一緒に「ダイナゼノン! バトル……ゴオオオーッ!!!」と喉が潰れるまで叫びたい!
 そんな願いを叶えてくれる、ぼくらの映画館(ユニバース)がここにある!
 
 開催されるべくして開催された「グリッドマンユニバース」応援上映。しかも今回は発声可能上映ということで、人間の持つ最大の欲求である「必殺技の名前を声の限りに叫びたい!」という欲求をこれでもかというくらい満たせるイベントとなっていました。
 天候はあいにく雨となってしまいましたが、そんな鬱々とした天気を吹き飛ばすほどの熱気が上映前からサンサン劇場周辺に漂っています。応援上映特有のこの劇場周辺の空気感、毎回異様で好き。アレですよ、刃牙で背景がぐにゃあ~って歪んでるあの感じ。開場を待つ人の中にはガウマさんのコスプレの方もいたりしてガチ感を覚えます。
 そしてようやく開場時間! 恒例の上映前画像はこんな感じ。
 わたくし人形使いはいまだにスマホ持ってないマンなのでPS Vitaで撮影しており画像のクオリティはヒメマルカツオブシムシ以下ですが、こういうことを応援上映のたびにやってるサンサン劇場ってほんとにすごいと思います。ここほんとに映画館?(いつもの)
 そして時間になりました。もうひとつのサンサン劇場の恒例行事、数々の応援上映を開催して我々映画ファンに生きる糧を与えてくれる夢のヒーロー、戸村支配人の登場だあああ!!
 登壇するだけでこれほど館内を沸かせる劇場支配人なんて見たことねえよ。
 そして登壇して最初にやるのがみんなして「インスタンス・ドミネーション!」のポーズというのがもう実に理解(わか)ってる。理解(わか)り過ぎてて若干ヒくレベル。
 今回の戸村支配人の装いはガウマさんだそうですが、めっちゃ曇るとのことでサングラスが速攻で外されてて笑う。
 わたくし人形使いは、おかげさまでサンサン劇場の応援上映に参加するようになってけっこう経ちますが、この前説のときの戸村支配人のまとめ方、そこからの劇場内の一体感、まさに夢のUNION!
 そのままのテンションで「グリッドマンユニバース」、アクセスフラッシュ!!
 で、感想なんですがもう盛り上がったとか盛り上がらないとかそういう段階の話ではない。
 コロナ禍で一次は映画館の存亡すら危ぶまれ、ようやく営業再開となって、中止を余儀なくされてきたマサラ上映や応援上映も無発声という形で再開され、そしてようやく発声可能な応援上映が帰ってきたのでまあみなさんエネルギーが溜まってる溜まってる。
 なのでもう本編どころかプロメアの予告の時点で原子力発電所並のエネルギーが発生してて笑いました。そこからの全興連のコロナ注意喚起動画で「思いやり」コール、さらにTRIGGERとTHUBURAYAのロゴが出た瞬間にノータイムでテンションMAXになるあたりが実に塚口。
 劇中の盛り上がりはもう言うまでもないでしょう。
 個人的にヒットしたのはアンチに「さてはアンチだなオメー」、夜のガウマさんと蓬のシーンに「このあとダイバーコンバインしたんですね!?」でした。
 もう上映時間中ずーっと歓声とツッコミが途切れないとても楽しい上映でした。そういえばこの雰囲気、このシチュエーション、なんだか覚えがあると思ったらあれだ、むかーしむかしにテレビの前で友達同士で集まって笑いながら見てたあの頃だわ。うーんノスタルジー。こういう気持ちに浸らせてくれるのも塚口の応援上映の良いところです。
 また、特筆しておきたいのが沈・黙。応援上映で沈黙とはこれいかに?と思う方もいるでしょう。たしかに、前述の通り今回の応援上映はだれもが待ち望んでいた発声可能応援上映ということもあり、常に誰かが何かを叫んでいるカオス状態。特にラストの主題歌3連発、そしてスタッフロールのuni-verse大合唱では、シアター内は完全にカラオケと化していました。みんな喉大丈夫だった?
 しかし、みんな肝心なところでは申し合わせたようにピタリと沈黙するあたりがさすが。いやこれぶっつけ本番ですよ? ほとんどの人が初対面ですよ? なにこの特殊部隊みたいな統率は。
 今日劇場に集ったみんなが一人残らず待ち望んでいたであろうあのシーン、直前のちせの「さあみなさんご一緒に!」のところまでは完全に沈黙しててタメてからの「ダイナゼノン!! バトル……ゴオオオオオオオオオオ!!!」とかもう最高に最高で絶頂すら覚えるわ。
 特にラスト、本作での最大の緊張のシーンでもある裕太の六花への告白シーン。直前で裕太が内海に「行ってくる」と告げたときにはもうガメラ3の京都駅みたいに天井が崩落しそうな勢いの歓声を上げてたのに、告白の瞬間にはまさに「水を打ったような」という表現がふさわしい沈黙が劇場内を満たしていました。そして告白OKからの最大級の大歓声。この呼吸、この一体感こそ塚口よ!とわたくし思わずランバ・ラルと化してしまいました。映画館が芸達者なら客もプロ、それが塚口!
 いやーもう実に楽しかった。今日ここに年齢性別ばらばらの顔も知らない人たちが集まって大騒ぎする、これ、まさに創作作品、フィクションを愛しているからこそできることなんだと思います。
 作中で怪獣少女・アノシラスが言う通り、我々はフィクションを信じられる唯一の存在。フィクションを作り話だ、絵空事だと大人ぶって切って捨てることは簡単です。誰もが一度は「現実を見ろ」とお説教されたでしょう。
 しかしながら、今日この日この時この場所に集まった、「グリッドマン」という作品を愛し、その作品世界に生き、戦うヒーローたちに声援を送る我々にとって、そしてこの場を用意してくださった塚口サンサン劇場にとって、なによりこの「グリッドマン」という作品(ユニバース)を作ってくださった製作者にとって、この「グリッドマンユニバース」という作品はまさに紛れもなく「現・実」なんです。だからこそ我々は声を枯らして彼ら・彼女らに声援を送るのだ!ついでに夜を徹してレポを書くのだ!
 そうした意味でも、サンサン劇場の応援上映はもうマサラ上映、応援上映のたびに言ってますが「我々とスクリーンの向こうに広がるユニバースをつなげてくれるイベント」だと常々思うわけです。
 
 さて、これで念願の「グリッドマンユニバース」の応援上映は終わりましたが俺たちの戦いはこれからだ! 次はプロメアの応援上映が待ってるぞ! 作品が作品なのでRRR並みの2分未満完売になるのはコーラを飲んだらゲップが出るくらい確実なので、皆さん備えましょう。次は自治共和国プロメポリスで僕と握手!
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ななし@0cc1e8
本日塚口の応援に参加した者です。Twitterから来ました。みるみると数時間前の出来事が思い出される、読んで楽しいレポです…!応援お疲れ様でした!喉お大事に…
88:13
人形使い
ありがとうございます ありがとうございます。(選挙カー)塚口の応援上映は2時間3時間レポ書いててなお足りない素晴らしい応援上映です。ここほんとに映画館?
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向き
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塚口サンサン劇場「グリッドマンユニバース」応援上映アクセスフラッシュ&バトルゴーしてきました!!
初公開日: 2023年05月14日
最終更新日: 2023年05月14日
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