日記の遅れは気にしてはいけません。刻が未来に進むと誰が決めたんだ。ターンAターン。
・屠龍の門(折葉坂三番地)*
奇しくも2冊続けて美鈴がメインキャラとなっている作品を読むことになりました。
読む前は、表紙には八千慧しか描いていないこと、タイトルに直球の「龍」の文字があることから勝手に八千慧と虹龍洞の飯綱丸龍の話かと思い込んでました。
しかしページをめくるとまさかの美鈴登場で驚き。でも改めてタイトル見てみたたら、「門」ってキーワードが入ってるんだよな。
さて感想なんですが、なんというか「開演!八千慧お姉さんのひとりこじらせ劇場」と言った感じ。
上の方で美鈴がメインキャラとして登場すると書きましたが、出番は多いし主役である八千慧と激しいバトルを繰り広げるんですが、話の本筋に直接的に絡んでいるかというとそうではない。わけも分からずとりあえず戦ってるだけなんだよな。
本作は徹底して主役である八千慧に、さらに言うなら彼女の抱える生来のコンプレックスにカメラを据えています。だからこそ、さまざまなキャラクターが登場しても主題がぶれてません。
……と同時に、八千慧が生まれた時点ですでに劣った存在でありそれは覆せない「属性」であるということが常に提示されていて残酷。
作中では派手な弾幕バトルもあるものの、この点が作品全体に深く暗い影を落としています。
だからこそ、八千慧がある結論にたどり着くラストシーンの爽やかさが際立っているのが印象的でした。
ところでつまりこれ以降八千慧は妹キャラとして認識していいということですかそうですか。
今日はここまで。