はい、またもや行ってきましたサンサン劇場。これからまたいつものようにとんでもない上映スケジュールが待っているので原稿に明け暮れつつ時間を空けるべくやっていきましょう。もしくは1日を15484635時間にしてください。
今回見てきたのはこれ!
自分の中では令和の時代における「われはロボット」のポジションと言っても過言でも華厳でもないこの作品、間違いなく新しい時代のSFのフォーマットです。
いやーもうほんと、口コミで評判が広がるまでこの作品をアンテナにかけていなかったとは学生なら即刻三者面談、社会人なら始末書、下手すれば懲戒免職すらありえるド猛省案件です。
さて本作を見る前に、恒例の待合室の様子はこんな感じ。
天を仰ぐ秋山殿。
その周りにはお掃除ロボが。
さらにお掃除ロボ
さて感想です。
本作はもう何回も見てますが、見るたびに新しい発見があって楽しいですね。
例えば冒頭のシーンで野見山さんと美津子ママの間にさりげなく西城副社長がいるのとか今回はじめて気づきました。
冒頭シーンと言えば、話を全部知った上で見ると「ああ、もうこの時点で最大の事件は終わってたんだなあ……」と感慨深い。終盤での種明かしシーンにおけるリフレインと合わせて、いきなり視聴者にインパクトを与えつつ、続く日常シーンで作中の世界観とリアリティラインを提示しているのが本当に見事です。
わたくし個人的に「人間とほぼ姿の変わらない人外キャラが見せる人外ムーブ」が好きなんですが、序盤のシオンが水中にずっと潜ってたりスラスラ計算問題解いたりすごい勢いでお掃除ロボを模写したりしてるシーン好きなんですよね。シオンの学校生活シーンはもっと見てみたい。
そしてシオンとサトミが教室で初めて顔を合わせるシーンで、シオンはサトミだけを注視していると思いきや、思わず立ち上がってしまったトウマの方も向いているんですよね。
シオンの出自を考えれば当然と言えば当然なんですが、この辺改めて発見が多いところです。
中盤くらいまではトウマの方もシオンの正体には気づいてないわけですが、そのわりにはシオンをごく自然にAIとして受け入れているのも、シオンもトウマの言うことは素直に聞いているのも好き。
シオン×サトミは当然として、シオン×トウマもいいよね。
そして、トウマの「シオンをごく自然にAIとして受け入れている」という点がラストのあの救出劇につながるという構図がまたいいんだ……。
また、塚口と言えば音響について言及しないわけには行きません。もう何回も書いていることですが、教室のざわめきなどが本当に自分の耳のそばで聞こえたり、画面外からのツダケンボイスが本当に自分の後ろから聞こえたりと、ほかにない臨場感が味わえました。
さてこうなと当然欲しくなってくるわけですよマサラが。
まだまだコロナは予断を許さない状況ですが、発声が解禁された暁にはぜひとも本作でマサラ上映を敢行していいただきたい。