はい、夏コミ原稿もなんとか終わったので、今日も行きますサンサン劇場。
今日見てきたのはこれ。
さまざまな映画に登場してきたたくさんのモンスターたち。
それらのモンスターを作り上げてきたクリエイターたち、そして映画作品における造形の歴史をまとめたドキュメンタリー作品です。
キングコングからエイリアン、ヘルボーイから指輪物語まで誰もが知る怪物たちのその裏側を描いた内容。
わたくし人形使いも、映画に登場する本物と見まごう怪物たちに震え上がってきたので感慨深いものがありました。
特に、わたくし世代的にアニマトロニクス直撃世代なので、ジュラシックパークのレックスやエイリアンのクイーンエイリアンなどの巨大なモンスターが実際に動いてるのを見るだけで条件反射で脳内の小学生200人がスタンディングベーションですよ。
そしてやはりというかなんというか、特殊メイクやパペット、アニマトロニクスからCGへの移行に関しては色々あるんだなあ……と思いました。
この辺、クリエイターと配給会社の明らかな剥離が感じられてうーんといった感じ。
クリエイターとしてはあくまで作品に合った手法を用いるという話なのに対し、どうしても費用と時間をケチるためにCG偏重になりがちだったり、せっかく作った造形の出番が実際の作品ではほんのわずかだったりと配給会社側の問題はどうしたってあるよなあ……といった感じ。
また、クリエイター側はアニマトロニクスや特殊メイクなどのアナログ手法とCGというデジタル手法は必ずしも対立しないと言ってますが、会社側は時間や予算を短縮するためにCGに偏重しがちになっているというのも悲しい話。
ほかにも、アナログ造形は旧態依然の手法として見られがちな一方で、CGはCGで簡単に安くできる手法として見られがちという問題もあるようす。
もちろん本作は、そうした舞台裏の話だけでなく、数々の名作を彩ってきたモンスターの造形を楽しむという側面もあります。
個人的には、やはりエイリアンの造形が図抜けて素晴らしいと思います。あのデザインを実際に作って中に人を入れて実際に動いてるってのがすごい。
こうした映画の舞台裏っていうのはなかなか見ることができないので、映画とはまた違ったたぐいの面白さがありました。
あとこれ、日本の特撮バージョンでやってくれないかなあ……。