書きたいもの
・なんか高尚な話
宗教家の話を書きたい気持ち
媒体:なろうかハーメルンあたり、とにかくweb
実はファンタジーの世界の宗教家についてクソ真面目に書いた作品ってのはないような気がする(知らないだけの可能性はあり)
宗教の観点からなろう、転生もののテンプレートを考えて利用する事は絶対に出来る。
原始宗教において、宗教というのは人がより良く生きるための手段の一つ。
理解出来ない物、自然現象、そういうものを理解の範疇に置く技術。
そうする事で、一見して理不尽に思える出来事を受け入れる。理解出来ない理不尽に晒され続けるのはつらいが、それを神の怒りであるとか、そういう形で納得できる形に落とし込む。
世界を知る、理解する形、それが宗教だった。
だからこそ、政治利用や金銭の絡む宗教っていうのはその原義から外れている。人の幸せを願って、人の群れが、よりよく共同体として生きるためのシステムが、よりよく、を強調するあまりに暴走する。個人の欲求を満たす=自分が幸せになるために他者を搾取するシステムとして利用される。その構図を否定する話。
本質的には人間賛歌、人はよりよく生きるため、他者と助け合い生きていくべきで、人の群れにはそれを可能とする可能性がある。という話。
人の可能性の話。
仮に、神が実在したとして。現実世界を見る限り、人は神からいつか巣立つ。
理解出来ないものを理解して、よりよい世界を作るための宗教。という原義において、宗教を介さなくても理解できる事がこの世には増えすぎた。宗教は役割を終えつつある。(あくまで日本人の感覚として)
逆に、人間を、神から卒業するもの、として神がデザインしていたのなら?
人は理解出来ないものを前にした時にそれを神の御業とする。
人生のあらゆる困難を、神の試練と解釈する。これは人間が折れないための知恵の一つ。
全ての不幸、困難を自分のせいだとしょい込んだら絶対に潰れるし、全てを他者のせいであるとしたら群れから孤立する。
だけど、神のせいであるのなら?理想的な逃避場所となりうる。
それは運命論であるため、同時にいい事が起きたならそれも神の御業であるという事になる。人の自由意志は存在しない世界観。それは、人類種にとっていい事ではない。(あくまで現代人の感覚として)
つまり、人は神の庇護下で育つ。しかしいつか、その自我が肥大し、自由意志で以て神から卒業する。そういうものとして神が人をデザインした世界。
そこに転生する。
神が現代人を転生させる理由は?
⇒この思考ロジックを、現代人はある程度理解できるから
火付け役となる、思想性の進化、進歩、運命論からの脱却。
そのために主人公が足掻く。人はそういうものであれという願いを主人公は持つ。
この話に神の実体は必要か?
⇒いらないかもしれない。
むしろ実体でそういうものであるという話が神の口から語られるのはなんか粋じゃない。
主人公の思想性は強固であるべきで、それは主人公自身の人生から構築されるべきもの。
⇒どういう人生を送ればこういう思想性が根付くか?
少なくとも金と権力と癒着した神(宗教)に対する嫌悪が必要。
宗教とはこうあるべき、から出発する。
(全然関係ないがこれは人類の幼年期の終わりの話である)
自由意志を大切にする人物でなければならない。
困難を前にした事のある人物でなければならない。
困難とは神の試練であるという思想が本領を発揮するのは、人類が困難を前にしている時だから。
自分ではどうしようもない理不尽、困難を乗り越える手段として、かつて神に縋った。
同時にそれを乗り超えた報酬として、なにかしらの優位性を手にした人間である。
それは運命論の体現者で、でもだからこそ、人は神に祈るのではなく、そこから脱却しなくてはならないという思想性を持てる。
ふざけるな、これは俺の意思で成し遂げた事だ。あらゆる理不尽も、神の試練なんかじゃなく、この世にありふれた統計と確率論の話。
そう言い切る事ができる主人公でなくてはならない?
別に神が嫌いである必要も、宗教が嫌いである必要もない気がする。
ただ、宗教に縋る人の弱さを分かっているし、同時に宗教を利用する事の醜悪さも分かっている。
宗教が人を救う事は分かっている。それを目的としている。よりよく生きる事こそが、宗教の目的である。宗教は人が、よりよい世界を創造するための手段、道具である。
だからこそ、宗教を利用して悪行をなす奴を許さない。宗教に従順であるからこそ?
戒律に書いてあればいいのかもしれない。人はよりよく生きる世界を目指すのだ、生きている間に積み重ねた善行はよりよい世界を産み、次のお前の生をよりよくしてくれる的な教義。
それを解釈していくと、そもそもその人類の進歩によって神そのものが役割を失う。それこそが神の願いですらある。みたいな話がよい。
キャラクターを考える。
主人公に必要なもの:強固な思想性(人は神より卒業すべきもの、その進化の可能性を持つ)
その裏付けとなる人生
宗教家だが、宗教を一歩引いた俯瞰的な目で見る。
原理主義者、宗教の政治と金との癒着絶対許さないマン。
異端審問官……。
異世界異端審問官。
自分がなにより裁かれそう感すごい。
でもこれ、転生である必要はあるんだろうか。多少はある。前世と今世を比較できるからこそ分かる事、持てる思想性は宗教においては絶対にある。
日本人には、熱心な宗教家に対する不信がめっちゃある。生活に宗教が溶け込んでるくせに。
世界三大宗教が盛んでないからこそ、悪い形で宗教を利用される例が目立つせいっていうのは俺の偏見と持論だが、そういう傾向はある。
だからこそそこからの転換、よりよく生きるための道具としての宗教に対する、ああ、それはとても純粋で守られるべきものだ、っていう気持ちは発生しうると思う。
つまりそういう人を主人公にすべき。
導き手:いる。
主人公に対して教えを説き、その柔軟性を教えたイイ人の師匠が必要。
でもこれはちょい役。
ヒロインは、かつての自分と被る部分があるべき。
かつて自分は師匠に導かれ、救われた。だから宗教家になった。人々がよりよく生きれる世界を作るために。
その前に、かつての自分のように、困難を前に歪もうとしている光が現れる(ヒロイン)
それに手を伸ばし、かつて自分がしてもらった事を、今度は自分がヒロインにしてあげる。
分かりやすい構造。
まとめ
・主人公は敬虔な聖職者であるが、裏の顔は原理主義者の異端審問官である
・汚職や政治との癒着をする宗教家を絶対に許さないマン
・人は殺さない方がいい
・師匠がいて、かつて困難に直面していたところを救い上げられた(孤児とかそういう話になるんだろうか)
・その彼の前に、かつての自分に重なるヒロインが現れる
・そのヒロインを導く事で、彼自身なにかしらの形で救われる
・つまり彼自身に、なにか歪みがあった方がいいのかもしれない
一旦以上。一時間経たずに構想まとまったので終了。