別に執筆活動をサボってるわけではありません。息抜きです息抜きです。原稿の進捗状態は聞くな。
 というわけで今日見てきたのはこれ。
 まずは令和どころかスーパー戦隊史上もっともわけがわからない戦隊として不動の地位を築きつつある「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」から。
 色々言いたいことはあるんですが、まずは桃井タロウ役の樋口幸平氏と鬼頭はるか役の志田こはく氏に称賛の声を差し上げたい。よくこんなの笑わずに撮影できたな。
 内容はドンブラザーズの面々と脳人の面々がそろって映画撮影をするという本編にもましてトンチキな内容なんですが、なんかもうさあ、一言で言うとTVシリーズという軛から解き放たれし獣が好き放題やってる感じでした。
 なんかもうガワがドンブラザーズで中身がゼンカイジャーでしたこれ。のっけから「ヒーローなんて仮面ライダーに任せとけばいいのよ!」ときたもんだ。
 いやもうほんとに特に重要な設定が明かされるとかでもなく、ひたすらバカやってるだけの話かと思いきや、まさかの5人揃っての名乗りをここでやるんかーーーい!!(全力ツッコミ)
 本編でもやりたい放題の本作ですが、新機軸の名のもとに何やっても許されると思ってるだろこの番組……。
 しかし、そんな本作の無軌道さに魅了されているのも事実。その証拠に本編ではすっかりご無沙汰となっている神輿が出たときにはゴジラ出現と同種の感動がありました。なんか悔しいなこれ。
 あと、本編ではシリアス担当だったはずの脳人の面々についてですが、この映画によって変な方向に株が上がってしまいました。
 特に制服姿のソノイとソノニはpixivで爆発的にイラストが増えてそう。
 本作は戦闘員も含めて本編では基本的にシリアスですが、映画の方では戦闘員であるアノーニも含めて撮影スタッフになってたりして楽しそう。
 もう完全にお金をかけた悪ふざけなんですが、その悪ふざけがとんでもなく面白いというか、本編でやりたい放題することで「まあドンブラザーズだからなあ……」と視聴者を強制的に納得させるだけの素地を作ってたからこそのこの暴挙が許されてるって感じですかね……なんかもう思考能力がなくなってきた……。
 次、脳が揺さぶられた衝撃も冷めやらぬまま仮面ライダーリバイス。
 リバイス本編は最近までは見てたんですが、作中の基本的なルールや設定がかなりあやふやになってる脚本のせいで現在は視聴中止。もうすぐ最終回だってのにどうすんだろこの番組……。
 翻って今回の映画版、番外編という位置づけだからかTV本編のガタガタの脚本の影響が押さえられており、その結果初期のような面白さが蘇ってた、あるいは本作の魅力が発揮されるのを邪魔している要素が取り除かれていると感じました。
 まあこうした映画にどうしても出てくる詰め込み感じましたが、本編ではすっかり空気な一輝をはじめ、全員にきちんと出番と見せ場があったのは良かったです。
 特に、多くの人が見たかったであろう大二ピンチ→カゲロウにチェンジが見られたのはよかった。
 でもなあ……やっぱりアラが見えるというかアラ探しをしてしまう方向で見てしまいがちというか、作品としての不満点がけっこう多くあります。
 まず本作における劇場版限定ライダーである「仮面ライダー五十嵐」、おそらくは本作の的である仮面ライダーダイモンとリバイスの一騎打ちをラストバトルに持ってくるためなんでしょうけど、中盤に出してきて雑魚を一掃しただけで出番が終わってしまったのが残念。作品のコンセプトを考えるなら、これをこそクライマックスで出したほうが良かったのでは。
 また。オールキャストということでデッドマンズの3人が復活しましたが、これも出しただけ感が強い。
 出しただけと言えば、ジャックされたバスの乗客のうちの一人である竹田由芽。作中の誰とも、さらにはストーリーともまったく関係のないキャラなので、そもそもなんでいるのかわからないという……。
 さきほど本作はTVシリーズの脚本の影響が押さえられていると書きましたが、なんか思い返してみるとやはりTVシリーズと同じで、「部分部分のシーンはいいんだけどストーリーの流れやキャラの配置がガタガタ」といった悪い部分はやっぱりそのままになってるなあ……といった感じでしょうか。
 それを差し引いても、とにかくドンブラザーズのインパクトがでかすぎるんだよ……。
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大阪ステーションシティシネマ「劇場版 仮面ライダーリバイス/暴太郎戦隊ドンブラザーズ」見てきました
初公開日: 2022年07月26日
最終更新日: 2022年07月27日
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