サルボは乾いた土地だ。
他の星がどうかなんて行った事が無いから知らないけれど、大人達はよくそう言っている。
そうして今日も(もしかするといつもより)ギラギラと照りつける太陽の下、終わらない宿題を放って前を走るマギーの背を追いかけながら(ムカつく事にアイツの方が足が速い)今日はどんな楽しい事が待っているのかと、のぼせた頭で考える。
マギーと遊ぶのは好きだ。そこらの奴らがまるで考えつかないような事を思いついて、思いついたってやらないような事を何でもないような顔で実行して見せる。
この前だってそうだ。
埋もれたままの爆弾に、弾のこもった銃。
死ぬかもしれないから近づくなと脅されていたその場所に行こうとする命知らずなんてマギーのほかには誰もいやしなかった。
俺達2人で乗り込んでそこで見つけた金色のお宝は、ドッチボールで負けた瞬間にニヤリと笑ったアイツがもぎ取っていって今はマギーの胸元にぶら下がっている。
次取り返すためにどんな勝負をしかけてやろうと夢中になって考えていたら足がもつれた。
周りには誰もいやしなくて