(準備中:13:40には始めます)
【先に紹介】
『喫茶店フォレスタ』
オレっ子、男の娘、女顔の青年と、その両親の経営する、喫茶店『フォレスタ』の日常。
6章は家族の中心にいる、母親の初恵の話。
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(初恵と京子の話にしよう)
『初恵と片付けの時間』
 喫茶店も閉店の時間になり、看板などの片付けをしていると、通用口から京子が出てきた。
「お母さん、〆の作業手伝うよ」
「ありがとう。じゃあ、クロスとかまとめてくれ」
「はーい」
 クローズの間は、美月は夕食の準備をしているため、陽介が遅番シフトの後、そうでないときは京子がこうして作業に加わってくれる。
 店は綺麗にしておきたい、と初恵も日々話しているおかげで、普段大ざっぱな京子も仕舞った椅子の位置をマメに確認するようになった。美月は店に飾る花の選定に行ったり、陽介が季節ごとにクロスを作ったりと、店に対して出来ることをそれぞれしている。
 京子はまだ、自分に出来ることを探している最中で、高校生になったらバイトとして本格的に加わりたいとも言っている。ドリンクの提供など、初恵と京子で何が出来そうかを相談しあっているところだ。
「ブラックで飲めるようになりたい……」
「別にブラックだけで飲まなくても、アメリカンとかで慣らしていこうな。飲めた方が風味を伝えやすいけど、無理するものでもないさ」
 片付けをしながら呟いていた京子の言葉に、初恵は優しく返事をした。「まだ何も決められていない」というのは確かに劣等感を生みやすい。だからこそ、少しずつ店の手伝いをさせ、時々接客やドリンク提供の手伝いをさせている。
 本人は「格好いい制服で美味しいコーヒーを出したい」と意気込んでいるからこそ、それが出来るように親としても応えていきたい。そう盾と決めている。
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うらひと
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喫茶店フォレスタ6章@テレ好日
初公開日: 2021年05月03日
最終更新日: 2021年05月03日
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コメント
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